梅シロップ

先日書いた梅シロップの話。

漬けた梅が無事梅シロップになり、家族がまた梅を買ってきたので新しく梅を漬けている。

そんなその日に急転直下の梅雨明け宣言。

梅を漬ける直前に、梅雨が明けてしまった。

梅とシロップを分けて、我が家の場合、シロップは容器に入れて冷蔵庫にしばらく保管すると書いた。

夏になったら飲み始めるつもりでいたのに、まだシロップが出来ていない。というわけで今はルイボスティーで暑さを凌いでいる。

ともかく、一昨日漬けたばかりの梅。これを毎日朝晩よく振って梅と砂糖をしっかり混ぜるのだ。これを怠ると梅にカビが生えてしまう。

漬け始め、最初は冷凍庫で凍らせた梅だから、瓶の周りに水滴が付くので新聞紙を下に敷いておく。発酵してガスが出て破裂するといけないので、瓶の蓋は緩めに。まだシロップが少ないから、うまく混ざらない。

やがてシロップがしっかり出てくると、砂糖が底に溜まってしまう。うまく梅を振って動かし、砂糖の濃度の濃いシロップが梅全体にかかるようにする。

いよいよシロップが増えてくると、梅が上に浮き、砂糖が底に溜まってしまうので、よく振って砂糖を溶かすこと。

毎日朝晩忘れずに混ぜる、ぬか床のような手間をかけて、美味しい梅シロップを作る。夏の我が家の風物詩。

ここ数年、いつの間にか作る量が増えたが、楽しみなので苦にならない。きっとまた来年も作る。


もう一度、簡単にレシピ。

砂糖と梅は同量。梅1キロなら砂糖も1キロ。果実酒を作るような大きめのガラス瓶を用意する。

梅はよく洗い、ヘタを竹串で取り除く。フォークで数カ所穴を開け、冷凍庫で一晩凍らせる。瓶はよく洗い、乾かしておく。

翌朝砂糖と梅を交互に入れて、最後に焼酎100mlを回し入れる。(浸けている間にアルコール分は飛ぶ)

漬けて朝晩よく瓶を振って混ぜる。2.3週間経ってシロップが出たら梅とシロップを分けて、2週間くらい寝かせてから出来上がり。

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