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2023年に最高値更新するかもしれん

同僚ディーラーです。Tiger!!

タイトル通りで、今後も更に上昇しまくる可能性が出てきた。ただ可能性ってだけでまだふわふわしている状況。この段階でロングをガッツリ持つって判断にはならないけど、要検討といったところかな。

参考までに今の先物価格は31950円前後(10月11日深夜1時頃)

なぜこう思うか?っていう理由なんだけど、大きく3つある。それが、

1.国際通貨基金の上方修正
2.金利引き上げが延期?
3.Fear & Greed Index ≪FEAR≫

国際通貨基金の上方修正

これは火曜日の夜に出たニュースでまだ割と最新なんだけど、IMFが世界経済の見通しを発表して、それが割と良水準だったのだ。

https://www.imf.org/en/Home

成長率予想ね。

今年のアメリカの成長率を1.8%から2.1%に引き上げていて、来年に至っては1.5%まで0.5%の大幅引き上げになってる。日本は来年こそ据え置きだけど、今年は0.6%の成長見通しでここから更に上がる可能性を示唆している。

こういうIMFとか世銀の出す成長率や予想をスルーする人って多いけど、めっちゃくちゃ大事。ニトリの社長が来年の株価をピタリと予想して当てているけど、あの人は世銀のデータをいつも参考にしてる。それぐらい重要ってことね。

ちなみに世銀はちょっと悪め予想⇩

なんだけど、ここから上方修正って可能性もある。実際、先週は中南米・カリブ海諸国の2023年成長率予想を上方修正している。そんな感じでいきなり

世銀( ^)o(^ )「アメリカも上方修正すっぞ!」

なんて言ってくる場合もある。ワイはアメリカと日本が上方修正したらロング増し増しにしようかな?って思ってる。

まだ様子見ね。その理由も後述するで

話は戻して、

アメリカの成長率予想が引き上げられてて、日本も2023年は引き上げられてる。GDPランキング世界2位の中国は小幅下方修正というところで、これがいま勃発している戦争で変わってくる部分って感じ。

ちなみに様子見している理由も戦争絡みね。

こっちで書いた様に、今回の戦争の経過時間や結果次第では上方修正も下方修正も全然あるから割と重要局面に思える。この戦争は注視しなければならないね。

でも中国は恒大集団も然り、不動産投資と住宅価格が暴落しているっていう背景があって経済は失速状態にあるから、ここでIMFが下方修正をするってのは妥当。むしろ-0.2~-0,3%で終わってるのは良い方じゃないか?

・・・と、すら思うね。

日本は自動車輸出部門の上方修正が後押しして今年は上方修正に至っているけど、このままいくと来年も上方修正されると思う。来年の成長率を据え置いたのはちょっと意外と思う。

金利引き上げが延期?

ご存知の人も多いと思うけど、FRBは年内にあと1回追加で利上げするよーって言ってた。上は3週間前で比較的新しいけど、そこでも年内の利上げを言及している。

ところがアトランタ連銀の総裁が・・

総裁( ^)o(^ )「え?もう利上げしなくてよくね?」

って発言してる。ちなみに2023年10月10日 23:53時点でのニュースだからむっちゃ最新。むしろこれ見てこの記事かいてるくらいだからw

ボスティックはもう十分、景気抑制はしていると発言していて、これ以上の利上げは必要ないんじゃないか?とも発言している。

けどボスティックは議決権を持っていないからそこが弱いところだけど。でも、こういう弱パンチも割と重要だったりする。

Fear & Greed Index ≪FEAR≫

最後はFear & Greed Indexなんだけど、いまFEAR判定なんだよね。これはこれだけなんだけど、FEARは買い判定だからまだ上昇するんじゃね?って感じ

ぶっちゃけ日中までは売り判定だったけど、いまは中立か買い判定寄りだったりする。

戦争が肝

こっちのコラムで詳しく書いているから割愛するけど、戦争の長期化が肝だね。今回の戦争が無かったら完全にロングしている。それもガッツリね。ヘッジは加えるけど、やるとしたらプット買い×先物買い、デルタ+かな?そんな状況

戦争を注視していく方法

戦争の状況を細かく注視する方法は何種類かあって、1個紹介すると債券の価格

こんな大規模な戦争が起こっているのにイスラエル国債の利回りは全然上昇していないんですよね。これは今回の戦争を軽視しているという見方もできるし、あんまり影響がないのかもしれないという見方もできる。

10年債の利回りで0.3~0.4%位しか上昇していないので、恐らく昨日今日で下がっているあたりを見るとアメリカの軍事的支援があった日と重なるので、その辺による安心感があるのかもしれない。

イスラエルに住んでいる訳でもないし、近い訳でもないのでどういう状況かっていうのをリアルタイムで見ていくのは無理だよね。でも国債価格の推移は国家の安全状況が反映されるからここを見ていくといい。

国債価格が上がるっていうことはそれだけその国の安全度、信用性が失われたってこととしてイコールを結べるから、国債価格が上がっていくとやばいんじゃないか?って分かる。

今後は米国金利に加えてイスラエル国債の推移にも注目したいところ。

▼ソース


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