門出
こんにちは。お久しぶりになってしまいました、レイラです。
大学を今年の3月に卒業して約4か月。
今は都内某所で働くOLになりました。
運よく入れた今の会社。これまた運よく同僚は優しくて良い方ばかり。
残業もなくいまのところ楽しく働けています。
未来に全く希望の持てなかった中学や高校、半年前の自分に言ってあげたい。「頑張って生きていてくれてありがとう」と。
やりたくないけれど勉強以外のことに手を出すのが怖かった。
周りにどう思われるのが怖かった。
心の深い部分は今でも変わらない。
けれど、あのとき死なずにいてくれたから今の私が楽しく生活できている。
なにも頑張れていなかったと過去の私は嘆いているが、命をつないでくれた。それだけでよかったのだと慰めてあげたい。
話が変わるが、最近の私は掃除魔だ。
床に本が大量に積んであっても部屋がホコリまみれでもある程度許容できていた私。
けれど、彼氏に振られてから少しずつではあるが掃除に目覚めた。
なんとなく換気扇のホコリ取りから始まり、本を売ったり資源回収に出したり意欲的になった。
「掃除をしたらすっきりする」というのは前から思っていたことだったが、
古いものを捨てたら新しいものが入ってくるということが最近の気づきである。
そんなに満足してないけど妥協で買ってしまったものを捨て、本当に必要なものや気に入ったものが整理整頓されている部屋で過ごす。
その快適さを知ったのだ。
タイミングもちょうどよかったのかもしれない。
大学までは教科書など強制的に買わされたかさばるものを仕方なく置いておくしかなかった。プリント類も同様。
社会人になった今、これを取っておかなければならないという強制力が和らいだ。一気に捨てることができて気持ちいい。
捨てたのはモノだけではない。元彼との写真データなど形にならないものもだ。
これ以降ほかの人を愛すことはないと自分を縛っていた部分があった。
もう過去にすがらなくても今が楽しくなってきたので、過去は過去として手放すことにした。
自分の中で「もういい」と納得できたからできた決断。
そういう意味で私は先日門出を迎えたというわけである。
2024.7.20 おめでとう、これからもよろしく レイラ
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