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#03 「無気力人間」

「会社内でこんな人がいたら」 第3弾!!

今回は無気力人間です。

何を聞いても意見がない。
挨拶や返事も満足に返してくれない。
負のオーラで職場全体を暗くさせてしまう。

実はあなたが無気力人間を生み出すきっかけを作っているかもしれません。

何らかの心身の異常があるかもしれないので強硬な対応はできませんが、
職場マネジメント
で対策を考えてみましょう。

あなたを映し出しているかも?


無気力人間とはどんなイメージでしょうか?

●聞いても意見がない
●表情が少ない、話を振っても食いつかない
●指示した仕事はそこそこできるが応答はほぼない

実は無気力人間は現状維持をとても重要視しています。変化を嫌います。
ですから、あなたに危害を加えることはありません。
しかし、その無気力な雰囲気を無意識に伝染させる能力に秀でています。

そんな状況を打破すべくあなたが色々と動いても「暖簾に腕押し」で、対応に疲れてしまっていませんか?

しかし、もしかしたらあなた自身が無気力人間の見本となっているかもしれません・・!

●現状の仕事に満足している
●指示通り作業を終わらせれば良い

そういった気持ちで仕事に望んでいる限りは、無気力人間が大量生産されていきます。
どういうことか、順を追って原因を探ってみましょう。


①実態把握:4年以上同じことをしていないか?


無気力人間が作り出す悪影響やリスクって何でしょうか?

●周囲のメンバーのモチベーションダウン
●職場のコミュニケーションの低下
●本人の仕事がほとんど進まない※

仕事をそもそもやらない場合は、何かの病気の可能性があるので
健康管理の相談を持ちかけてみましょう。

無気力な空気感が伝染し、職場が静かで暗い印象になっていませんか?
その空気感が蔓延すると職場全体の業務効率低下まで引き起こしてしまいます。

心身に異常がない場合、何らかの不満があって無気力になっていることは間違いないのですが、それを聞き出すことは不可能に近いです。
かといって、本人の行動力もないため自己解決を促したところで期待できません。

そこで、以下のような状況ではないか、振り返って見てください。

職場のミッション ⇛ いつから変わっていないか?
本人の担当業務 ⇛ 現状の業務を何年継続しているか?

少なくとも4年以上、同じ職場ミッション、同じ担当業務で満足しているのであれば、それが無気力人間を生み出す原因になっています。

会社では指示通りの仕事の成果を求められるのに、それを続けていると無気力化がまん延します。
皮肉な話なんです。

ですから、その原因を破壊してみましょう。
あなたが管理職の立場でなければ、提案するだけでもよいです。
ダメもとで良いので行動してみましょう。

②対策の検証:現状維持は「やりません」の意思表示


破壊といっても、一方的に職場ミッションや業務担当を変えると本当に破壊してしまいます。
表面的でもよいので、下記のような対話の流れを作ってから、現状を変えていきましょう。

対話の中身より、対話の流れを作ることが重要

これらを進める上で、大抵の場合は「今のままで良いです」という言葉が返ってきます。
あなた自身も「できれば変えたくない」と思うかもしれませんが、それは「やりたくない」という気持ちの裏返しです。

思い切って行動に移してください。

③結論:他人をとやかく言う前にまずは自分から


残念ながら、無気力人間を更生することは難しい場合が多いです。

職場ミッションが変わらず、業務担当も変わらなければ自然と無気力人間が作られていきます。
職種によってはそれで問題無い場合も多々あります。
しかし、少しでもクリエティブな成果を期待する場合は、一定期間ごとにミッションや業務担当を変えることをおすすめします。

あなた自身がチーム全体を変えていくことが重要なのです。

職場全体に変化が生まれると、無気力人間も新しい目標やモチベーションの源泉に自ら気づくのではないでしょうか。

他人に変化を求めるのではなく、まずはあなた自身が変わってみる。

そんな、心の在り方を。

◆本記事は実体験を元に制作しています
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