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「個性」という名の呪い

「自分らしさを大切に」
「自分の価値観はちゃんと持っておこうね」

こういった言葉って、
世の中に溢れすぎていると思う。

自己分析をひたすらやる就活性、
自己紹介をひたすらやる新入社員さん、
とにかく自分をまだ知らない人たちに
自分を説明するっていうときに、
この質問に悩まされる人も多いと思う。

そして決まってこういう言葉もセットになる。

「自分らしさ」なんてそれぞれでいいんだよ。
「個性」は大切にしてね。

この言葉自体が、
「自分らしさ」がないといけない、
「自分らしさ」がない=「個性」がない、
「個性」がない=つまらない、
みたいな思考回路に陥る人もいるとおもう。

(というか、私はその考えに陥ってしまう。)

たしかに、社会に出たらその人の「個性」を生かせるような仕事に就くのが理想かもしれない。

人って,変わり続けるものだよね?
感情とか性格、考え方とかやりたいことって
固定化しちゃっていいものなの?

なんだか話が逸れてしまったけど、
私が言いたいのは,
「自分らしさ」「個性」
なんていう言葉が人を縛りつけて思考を停止させちゃうんじゃないの?ってこと…

自分には個性がある、と思えることも、
私は素敵なことだと思う。

でも、それと同時に、
個性がないって苦しむ人もいる。

個性ってなに?って思い悩んで
自分には何もないって思ってしまう人もいる。

何もない人なんていないのに。

書いているうちに何を言いたいのかわからなくなってきたけど、最後にもう一回言いたい。

その人の「〇〇らしさ」とか「個性」とかって、時には人を縛りつける力がある。

「個性」なんて言葉に縛られるんじゃないよ。
(いまの自分から自分へのメッセージ)

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