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年代によってテーマは変わる|数秘術

こんばんは、灯です。
「年齢によって人生のステージが変わる」のは、もう古い考え方なのでしょうね。
人それぞれ向かいたい場所も違うし、そこへ向かう速度も違う。

とはいえ、どの占いでも『節目』『変わり目』は明確にあります。
西洋占星術でいうと25歳ぐらいから「自分の生き方」に向き合わざるを得なくなるし、算命学でいうと30歳で「いまの生き方でいいのか」問われるような流れになる。

じゃあ、数秘術的にはどうなんよ?
ということで、今回は数秘術の目線で各年代の雰囲気をお伝えできたらな、と思っております。

子どものころは一日一日が長くて、一年がとても長いものに思えた――この現象は科学的にも証明されていますが、数秘術的にも証明できると思います。
10代、20代、30代…が10年単位の区切りであるのに対し、10歳未満の子どもは年単位での区切りになります。

もっというと赤ちゃん(0歳)は月単位ですね。
0歳0ヶ月ともなると一日一日、そして一週間、と少しずつ単位が大きくなってくる。
生後1ヶ月~11ヶ月を経て、そうして1歳になります。
次の単位になるまで1~11の数字を段階的に学んでいる、ともとれます。

10代=10年単位の区切り、と先ほど申しましたが、ここで少し齟齬が生まれます。
おそらくですが、12歳になるまで子どもの中では11が一番大きな数字になると思うんですよね。
子どもほど直感に優れているのはここかなと思っています。
で、12歳(小6)になったときに初めて10代=10年単位の区切りが始まっていることに気づくんじゃないかな、と私は思ったんですが、どうでしょう?

個人的には、自分が10代だと強く意識したのって中学生ぐらいだったんですよね。
小学生のころって自分は『子ども』で『小学生』だという認識しかなかった。
もっと言うと『小4』『小5』とかいう認識でしたね。

おおむね12歳ぐらいから10代という意識が芽生えるとして。
約10年単位でどういうことに取り組んでいくのか、ざっくりとですが書いてみようと思います。

10代
集団生活の中で『自分らしさ』を見つけようとする。
基本的に同世代と関わることが多いので、『自分』を意識して『自分のポジション』を確保する。

20代
『自分らしさ』を見つけたので、特定の誰かと向き合うようになる。
相手に意識が向くので、どうしても相手から影響を受けてしまう。

30代
誰かと真正面から向き合うことに飽きてきて、第三の視点を持つようになる。
相手の意見がAで自分の意見がBなら、別案Cを出してみたり。
そもそもその相手と関わり続ける必要もないと気づく。

40代
第三の視点を得たことで考え方が柔軟に、自由になる。
とはいえ体は順当に老いの気配を見せ始めるので、基盤を安定させることに気持ちが向かいやすい。
その基盤は仕事であったり家庭であったり人それぞれ。
無理がきかなくなるので効率的に物事を進めるようになる。

50代
安定に飽きる。
若いころもっとこういうことやりたかったんじゃないっけ? と気づいてしまう。
選ばなかったほうの人生に気持ちが向いて、あのころやりたくてもやらなかったことに取り組んだり。
本当の意味での『自分らしさ』を見つけるタイミングではないでしょうか。

60代
本当の『自分らしさ』を得て、自分の人生に対して「これはこれでアリだったな」と思えるようになってくる。
これからを生きる下の世代に対して慈しみが芽生える。

70代
人生のラストスパートに差し掛かり、死への恐怖から哲学的なことに気持ちが向かいやすくなる。
もしくは自分らしさが煮詰まって偏屈になってしまう。
ヨガとか始めるのもアリかもしれない。

80代
世の中全体がよくなることを心から願う。
よかれと思って言ったことが偉そうととられて悲しくなることも。
80代の意見は若者に対しては重いのかもしれない。
あと普通にどうしても時代が違う感はある。

90代
すべてを受け入れている。
誰かの死も、誰かの罪も、回り回って宇宙に帰す。
自分はその中の一人である。
死への恐怖が完全に消えることはないでしょうが、その恐怖すら飼い慣らして受け入れている。

100代
ご長寿代表扱いで、もうそこに自我はない。
自分(=1)が大きく広がる(=00)ので新聞やテレビに取り上げられることもあるでしょう。
霊性が高まっている(=00)ので、もしかしたら半分あちらの世界にいるかもしれない。


ざっくりと書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
私はまだ40代以降を経験できていないので、ほとんど想像の世界ではありますが。
想像+願望メインですね。
読み直して思ったんですが、1、5、7ってけっこう『自分らしさ』が強い数字なのかもしれない。

1の自分らしさは何もない状態(=0)から見つける自分らしさで、5の自分らしさは自分の人生が安定してきた状態(=4)から取り戻す自分らしさで、7の自分らしさは本当の自分らしさを獲得した状態(=6)から掘り下げる自分らしさ、なのかも。

最後に、「ゾロ目のタイミングはより強く数字の性質が出ると思います」と付け足して終わりますね。
読んでくださり、ありがとうございました!

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