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海王星と冥王星と私「10天体と私」#6|西洋占星術〈最終回〉

こんにちは、灯です。
全6回に渡ってお送りした「10天体と私」シリーズ、とうとう最終回です。
ラストを飾るのは「海王星」と「冥王星」。

目視することも叶わないこの2天体。
人間のモノサシで読むことが許されるのか、トランスサタニアンにも程がある2天体。
これは解説ではなく、あくまで私の感想ですよ、と改めて宣言してから取りかかります。


海王星


まず、海王星
すべてを曖昧にしてしまう海王星、双子座としては「曖昧にしないで! もっと明瞭・明確にして!」と言いたいところ。
とはいえ、こんにちの情報化社会において、「曖昧なものがある」というのはある種の救いです。

全知全能の神ではない私たち人間は、世の中のすべてを知り、理解してしまうと、頭も心もパンクすることでしょう。
人それぞれに容量があって、それ以上は受け止められない仕組みになっているのだと思います。

海王星のハウスが「曖昧になる」おかげで、私たちはパンクせずに済んでいるのかもしれない。

ハウス別の海王星


1ハウス
海王星
自分自身がよくわからない

2ハウス海王星
自分に何ができるのか、よくわからない

3ハウス海王星
自分が何を考えているのか、よくわからない

4ハウス海王星
自分がどこに所属しているのか、よくわからない

5ハウス海王星
何が好きなのか、よくわからない

6ハウス海王星
どうやったら解決できるのか、よくわからない

7ハウス海王星
相手のことがよくわからない

8ハウス海王星
相手の得意なことが、よくわからない

9ハウス海王星
相手の言い分が、よくわからない

10ハウス海王星
自分の肩書きが、よくわからない

11ハウス海王星
どうしたら好かれるのか、よくわからない

12ハウス海王星
相手にとっての問題が、よくわからない

※海王星=アートという形で出ている方も多そうです。


冥王星


いよいよ最後の天体・冥王星
私のネイタルにおける冥王星はASCに対してスクエアなので、ふとしたタイミングで「冥王星が出てきている」と感じることがあり、どういう出方かというと、「すべてを壊して更地にし、新しく始める」感じなんですよね。

さすが破壊と再生の星・冥王星。
「もういいや」となったら潔く更地にして、でもそれでは終わらずに新しく始めるのです。

イメージとしては不死鳥。
完全に死んでから新たに生まれる、また死んでもまた生まれるから大丈夫、みたいな。

破壊が始まるまではけっこう耐えてるんですね。
さすが蠍座のルーラー、ギリギリまで耐えて突然ぷちっと切れて破壊スタート。

冥王星=破壊と再生、=やり直しポイントと読んでみるのはどうでしょう。


ハウス別の冥王星


1ハウス
冥王星
何度でも自分らしさを再構築する

2ハウス冥王星
何度でも自分の能力を再構築する

3ハウス冥王星
何度でも自分の考えを再構築する

4ハウス冥王星
何度でも自分の居場所を再構築する

5ハウス冥王星
何度でも自分の好みを再構築する

6ハウス冥王星
何度でも自分の解決方法を再構築する

7ハウス冥王星
何度でも相手との関係を再構築する

8ハウス冥王星
何度でも相手の能力を再構築する

9ハウス冥王星
何度でも相手の思想を再構築する

10ハウス冥王星
何度でも自分の肩書きを再構築する

11ハウス冥王星
何度でもファンとの関係を再構築する

12ハウス冥王星
何度でも匿名での活動を再構築する

やり直しポイントと言いながら「何度でも~再構築する」という冥王星っぽすぎる表現になりました。
冥王星センパイは徹底的にやるのでね……やりすぎ注意ですが人間にはコントロールできない。


これにて「10天体と私」シリーズ、終了です。
いかがでしたでしょうか。

ハウス別は書く予定がなかったのもあり、若干むりくりな表現になっている部分もあるかと思います。
解説ではなく感想なので、ご容赦いただけますと幸いです。

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!


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