「ぜんぶ・自分で・Kindle出版プロジェクト」#0
こんばんは、灯です。
今回から『ぜんぶ・自分で・Kindle出版プロジェクト』と題しまして、果てしなく遠く感じたKindle出版を無事に果たすまで、をシリーズで書き連ねていこうと思います。
ひたすらてんやわんやしてるので基本的にテンションが謎です。
出版作業と同時進行で執筆したので、注釈的に後日談が入る場合もあります。
別名義ですが、かれこれ14年半ほどWebで小説を書いてきました。
充分、公募に落ち続けたので受賞をあきらめ、今現在は筆を置いている状況です。
「公募での受賞はあきらめた、でも、私にはまだ挑戦してないこと、あるんじゃない?」
もう一人の私が言うのです。
そして私は思いました。
「14年半というあまりにも長い時間と、トータル190万字以上ある原稿。このまま何もなかったことにするのは嫌だ! ちゃんと形にしたい!!」
書籍化の声がかからないのなら、もう自分で全部やったる!
ってことは全部、自分の思い通り!?
やったー!!!
(……まあ、そんなに甘くはなかったのですが、その辺は追々)
Kindleでのセルフ出版はいわゆる自費出版に近いのですが、自費出版とは決定的に違うのが、
「出版のために必要な費用がゼロ円」!!
自費出版はとってもお金がかかります。
しかも、その費用を回収するのはとってもとっても難しい。
その昔、私は書店員だったのですが、ご年配の方が「自費出版をしたので店に置いてほしい」と訪ねてこられたことがあります。
権限のある店長が対応した結果、店に置けたのはゼロ冊。
去っていく後ろ姿が切なくてですね、私に権限があればな~~、とはいえ毎日のように新刊入ってくるしな~~、置くとこないやごめんね~~、と、心の中で謝った次第です。
自費出版でいうともう一つ、私の親族にも自費出版をした人(故人)がいて、あんまり売れなかったらしいんですが、それを手元に持っておきたい親族もいたり、どこのどなたか存じない方がネットで売りに出してたり、と、作者が亡くなったあとも作品が存在しているのを目の当たりにして、やっぱり形にするということ、形があるということが、すごく大切なんだと感じたんですね。
Kindleで出版すれば、ペーパーバック版――いわゆる紙の本も作れる。
形にできるし、在庫を抱えるリスクもない。
それがKindleでの出版を決めた理由です。
(あと単純に元々アマゾンのアカウント持ってたのが理由としてデカイ)
Kindleでのセルフ出版を決めた私。
原稿は手元にある、先人はたくさんいる、それこそnoteにたくさんあるセルフ出版絡みの記事を読み漁り、やるべきことはだいたいわかってきました。
次回、「縦書きとの格闘」、お見逃しなく!!
本日はお読みいただき、ありがとうございました~。
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