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Windows11にしてみて2ヶ月以上経った今の感想

 自宅のメインPCにWindows11を入れるまでの話を▼この記事▼で書いた。

 その後の使用感を綴ってみよう。

ぶっちゃけどうか

 OSをWindows10から11に変えることで、ぶっちゃけどうだったか。
 結論から言えば「別に」というカンジだ。

 どういうことか。

 変わったといえば変わったし、変わっていないといえば変わっていない、ということ。
 PCを利用している上では、OSを使うというよりも、それぞれのアプリケーションを使っているのであって、別にOSがどうかというのは気にしていない。そういう意味では使用感は変わっていない。つまりアプリケーションソフトの使用感のことだ。

 しかし、エクスプローラーのユーザーインターフェースが変わったから、ファイルを選んだり、ファイル削除をしたり、ファイルのコピペをしようとすると少し戸惑うことがある。
 一つ一つの戸惑いは大したことはないが、積み重ねるとそれなりの時間ロスになるかも知れない。もっとも、家では仕事を主にしている訳ではないので、時間効率はあまり関係ないから個人的には気にはならない。

メリットは?

 改めて考えてみても、使っている上でのメリットは思いつかない。
 強いて言えば、Windows10のサポート終了時期を気にしなくて良くなったことか。

 メリットが無いのであれば11に変える必要があるのか。
 どうだろう。
 私は新しい物好きなので、単純に新しいものが嬉しい。だから、新しいOSを使っているというだけで嬉しい。これはメリットだろう。

 では、変えないことのデメリットはあるのか。
 うちにはサブPCが幾つかあって、これらの多くはWindows10のままだ。
 変えない理由は、面倒くさいのが一番。それと、環境が変わることで使えないソフトや機器があるといけないから。
 多分大丈夫とは思っても、面倒くささが買ってしまっている。
 それでデメリットがあるのかといえば、まあ、ない。
 だから余計に面倒くさいのだ。

デメリットは?

 デメリットといって良いのか、個人的には以下の点が気になっている。

・Windowsメニューのアイコンがタスクバーの中央に寄っていることに慣れない
・Apexが落ちる(11のせいかどうかは分からない)
・アプリが探しにくい
・内蔵追加ドライブのドライブレターが変わってしまった

 この中では、個人的にはアプリ探しがしにくいのが問題。
 私のPCには、主にフリーソフトが多いが、大量のアプリがインストールされている。しかしアプリ名を忘れてしまっているものもあって、ウィンドウズメニューのこの辺にあったなという感覚に頼っていたものがあった。だから、ウィンドウズメニューからすぐに探せたWindows10の方が良かった。
 Windows11では、Windowsメニュー→すべてのアプリと辿る必要がある。

 Apexが落ちる問題は、管理者権限でApexを起動するようにしたら解決したのでOK。単なるApex側のバグだった可能性は大な気がするが。

 ドライブレターが変わったのは新規インストールしたからで、レターを元にもどせば良いのだけれど、ただ面倒くさがってやっていないだけ。つまり私の怠惰なせいだ。Windows11が悪いのではない。
 OSを入れ替えるといろいろ問題が起きたりするのは常で、Windows11に特有の問題ではない、そういうことだ。

さいごに

 結局のところ、Windows11に変えて後悔しているかと問われれば、これについても「別に」である。
 全く後悔はしていない。
 それは特段の不具合が無いということであって、縁の下の力持ちであるべきOSのあるべき姿なのかもしれない。
 裏方が主張しすぎることほど醜いものはない。
 そう考えれば、成熟したWindowsというOSの進むべき道は、奇をてらった新機能を謳うことではなく、なるべく存在を消して、安定したアプリの動作をしっかりとサポートすることなのかもしれない。

 Window95が登場した時のあの社会的な大騒ぎから30年近くが経って、PCはかなりの部分でスマホに置き換えられた。これからの時代、PCに求められることは変わっていくだろう。
 今後は、PCだろうがスマホだろうが、その他の新しいデバイスだろうが、全てがシームレスに違和感なく使えることが求められるようになる。PC独自の機能を主張しても受け入れられない。
 それでも、今現在で見れば、Window11が取った選択は間違っていなかったのではないかと思ったりしている。

 そして、Windows11に入れ替えた私の選択も別に間違ってはいなかったと思える。

おわり

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