⑰ 動画「日常生活における論証の構造」のまとめ2

日常生活における論証の構造について動画にまとめてみました。
(動画のパスワードは ronri2 です。)

つなぎの段階であるb構造の例文として、以下に示す『僕のお父さん』という表現を作成しました。

 「はじめ」僕のお父さんはトラックの運転手です。
 「な か」①昨日は遠くまででかけたので帰ってきたのは夜遅くでした。
 「な か」②今日は荷物の積み込みがあるので朝早く出かけました。
 「まとめ」毎日毎日とてもよく働きます。
 「むすび」僕も大きくなったらお父さんのようによく働く人になりた
いです。

この表現は、以下に示す日常生活における論証の構造の「理由づけ」が省略されたものになります。
  
    根拠となる具体的な事実
        ↓ *帰納
     判断・考察(データ)
        ↓     根拠となる具体的な事実
        ↓        ↓ *帰納
        ↓ ←←←← 判断・考察(理由づけ)
        ↓ *演繹
       主 張

  ・夜遅くまで働く (根拠となる具体的な事実①)
  ・朝早くから働く (根拠となる具体的な事実②)
        ↓ 
   お父さんは働き者だ(判断・考察「データ」)
        ↓
      ( ↓ ←←← 働き者は立派な大人・子供の模範)
        ↓    *常識として省略されている  
   お父さんは僕の模範となる大人である(「主張」)
  (=僕も大人になったらお父さんにようになりたい)

この表現と「序論・本論・結論」の関係性にも言及しこのマガジンのまとめとします。

以上、「論理的思考・表現の在り方」について構造面述べてきました。連絡事項などありましたら以下のアドレスのご連絡ください。

tnrqw158@gmail.com

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