お酒が推しな私の、健全なお酒ライフ
どうやら酒飲みというのはだらしないイメージがついているらしい。
たしかに酔っ払うと、いつもなら言葉のブレーキがかかるところもかからなくなり、うっかりカーブから転落、翌日後悔なんてことがある。
いっそ記憶なんてなくなってくれてたら、という恥ずかしい失態をしたときに限って全てを覚えているのもよくある話だ。
私はアラサーになった現在、かなり守りに入った飲酒ライフをしている。
スローガンは早く始めて早く終わる。
まるで優等生だが、若い頃はだらしない酒飲みの典型に近かった。
自宅でも夜中まで際限なく飲み続けたし、飲みに出かけると終電まで何軒もハシゴする。ちょっと思い出したくない思い出もその頃は頻繁にできていった。
ターニングポイントは年齢と1人暮らしだ。
若いときは酒好きはもちろん、酒が好きではないがそういう場ではしゃぐのが好きという人たちもいるので、内容もはしゃぐことが目的に組み込まれていることが多かった。
それが20代後半になると、仕事に結婚にと忙しくなったのか、はたまた単純に落ち着いたのか、そういった激しい会は自然になくなっていった。
そして忙しい合間をぬってでも飲みたい酒好きだけが残った。
1人暮らしを始めたことで経済的に余裕がなくなったこともあり、私の飲酒は自宅のささやかな晩酌くらい。
起こしてくれる人もいないので深酒も控えるようになり、仕事が忙しくなると、翌日に残らない飲み方を模索し始めた。
ここまで読んでくださった方の「そこまでして飲む?飲まなきゃ良くない?」という声が聞こえてくる。
飲むよ!それが私の楽しみなので!推しのためには努力できるもの!
私の研究の結果、快適なお酒ライフに関わるポイントは3つ
ひとつずつ簡単に熱く語っていきたい。
お酒を飲む量とペース
量はなんとなくイメージできるとは思うが、案外重要なのがペース。
相手のグラスが空いていて、一緒に頼みたいがためにぐいっと残りを飲み干した。そういう小さなペースの乱れでも思いがけず早く酔ってしまったりする。
一気飲みや駆けつけ3杯なんてもっての外だ。
逆に、頑なに自分のペースを守って飲んでいると、トータルの量はやや多くなってしまっても大丈夫だったりする。
ちなみに、空腹でお酒を飲んではいけないというのはよく知られていることだが、飲むときにはまず油物を食べると悪酔いしにくい、というのをご存知だろうか。
アヒージョやチーズなど、ヨーロッパの人たちがお酒と一緒に口にしているものは、じつはお酒を楽しむために理にかなっていたりするのだ。
▼わかりやすく説明されている記事はこちら
飲水
お酒を飲んだら同量以上の水を飲まなければいけない。これもお酒を飲んでいると何度も耳にする、わかっちゃいるんだけど!という情報。
お酒を飲むときはチェイサーを用意するんだぞと言われるが、チェイサーは強いお酒の後に飲むビールなどの弱いお酒、という意味にとれる言葉でもあるそうだ。
日本では、お酒の合間に飲む水を「和らぎ水」という。私は母に包まれるかのような優しいこの呼び名がお気に入り。
とにかく、水を飲んでいるかいないかで、翌日のコンディションはかなり変わる。
コーヒーやお茶は利尿作用があるので、ただの水をひたすら飲むこと。
深酒をし過ぎてしまったり、寝る時間が遅くなってしまった場合はなんともならないこともあるが、とりあえずお酒の後は水。セットとして頭に入れておきたい。
時間
アルコールが体から抜けるのには、量にもよるが8時間が目安だ。
家で飲んでいるとついうっかり遅くまで飲んでしまうことがあるが、出勤時間までアルコールが残るなんて絶対に避けたいもの。
十分にアルコールが抜けるには何時に飲み終わらなければならないのか、自分のアルコールの分解能力も含めて把握しておくのが重要だ。
たとえば私は前職では7時過ぎに起床していたので、23時には飲むのをやめていた。そこから1時間ほど水を飲んだりして落ち着かせ、0時頃に眠りにつくと、翌日も問題なく活動できる。
逆に言えば、その時間を把握しておけば、お酒を飲んでいても安全に翌日を迎えられる可能性が高いということ。
もっとゆっくり長く飲みたいのにと思うときには、休日に昼から始めて早めに切り上げれば、翌日には無事「昨日は楽しかったな」という思い出に変わる。
もちろんこのときも、お酒の量とペース、飲水も踏まえた上で楽しむということだ。
お酒という推しへの愛があるからこそ、お酒やお酒を飲む人が悪い印象になってしまわないよう、楽しく健全なお酒ライフを探求してきた。
ちなみに最近はまっているのは、カットして凍らせたレモンを氷代わりに使ったフローズンレモンハイボール。見事に沼に入って炭酸水メーカーまで気になり始めている。
好きなものが変わったり、新しいおいしいお酒に出会えたり、幅が広く奥が深い。まだまだ知らないことばかりのお酒ってやっぱり最高!
加齢によるアルコール分解の低下とも向き合いながら、これからもずっと推していきます!
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