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空気感フォト

空気感フォトグラファー花村貴史のロイヤリティフリー写真集。「自然や街並みの風景」「陶器などの小物」「スイーツや料理」など僕が「あ!」とハートで感じた写真をデータとしてお届けします… もっと読む
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#草木

【写真素材】空気感フォト188(京都・社寺・草木・秋)

秋、哲学の道を散歩したくて京都へ。 一番にぎわうのは春なのでしょう。タクシーの運ちゃんに「哲学の道の南端へお願いします」と伝えたら「おや、この時期に行くのかい?」のような反応でした(笑) 「今かい?」はたしかにそのとおりで、春よりはすごーく静かな印象でした。1回だけ桜満開の季節に訪れたことがあるのでわかるんです。あのときは「(景色も人も)マジで、すごい」という記憶が残っていますね。 さて、哲学の道です。 今回は南端から北端へ(銀閣寺方面)、途中に法然院にも立ち寄るお散

【写真素材】空気感フォト187(京都・街並・草木・冬)

初冬の京都・その2です。 その1はこちら。 今回のメインは、言うなら陽が落ちかける瞬間でしょうか。北大路の地、はじめて歩く場所でそれを堪能してきました。 12月も末の今ならもっと澄んだ空が見れたかもしれないですね。 こうして振り返ると僕は鴨川(賀茂川)をよく歩いてます。このマガジンでも結構出しているんじゃないかな。 やっぱり水の音や流れる様が好きなんだと思います。実際、ここを歩いていると京都の方の生活感を見ることができて、なんかいいんですよね。昔は京都に移住したかっ

【写真素材】空気感フォト186(信州・草木・秋)

11月上旬、長野県大町市のちょっといいホテルに行ってきました。 夫婦でほっと一息しに行く旅です。プールで泳いだり温泉したり。朝食も美味しくて癒されましたね。 せっかくだからと早起きして敷地内を散歩してみると、い〜い紅葉ぐあいの木々や地面。 妻曰く「地面には次の春に備えた植物たちもいるよ」とのこと。 僕はこの時期はみんな寝ているものと思っていましたがそうではない様子。詳しい人と歩くと新しい発見があります。 そういう意識で地面を見ると確かにたくさんの緑がいます。 人間

【写真素材】空気感フォト185(京都・街並・草木・冬)

初冬の京都。 ふと「今まで歩いたことのないところを散歩しよう」ということで出町柳から北大路まで賀茂川沿いを歩くことに。今まで車やバスで通ったことはありますが、歩くのは初めて。 方角でいうと北西ですね。上賀茂神社方向へ約2キロの散歩です。 夕方。写真を撮りながら、地域の空気に触れながら、のんび〜りとてくてく、てくてく。意外に暖かくて気持ちのいい散歩。マジいい。 鴨川でも三条〜四条付近のようではなく、とても広くて静かな印象でした。 歩くからこそ建物なんかも目につきやしい

【写真素材】空気感フォト182(京都・街並・草木・夏)

京都、出町柳のちょっと上のヨウス。夕暮れの賀茂川がいい感じです。 鴨川(賀茂川)では、南北の広い範囲で多くの人が走ったり、運動したり、歌ったり楽器を奏でたり、等間隔で座ったり(笑)しています。 ここら周辺も同様で、いつも賑わっている印象です。めっちゃ文化的な街やな〜と感じます。 京都の北側になりますので、四条など繁華街に比べたらとっても静かであることも特徴ではないでしょうか。 散歩していると本当に心地よくてね。落ち着ける僕のめっちゃ好きな場所。 ここよりちょっと北に

【写真素材】空気感フォト181(京都・自然・草木・夏)

糺の森。夏のちょっと前の季節、夕暮れどきにお散歩。 糺の森の写真はこのマガジンに何度も登場しています。ということは、僕はそれほどまでにここが好きってことなんでしょう。 うん、たしかに好きですよ。 そういえば横浜や信州に住んでいたころに京都を訪れると、ほぼ毎回糺の森~下鴨神社は観光コースにしていましたから、やっぱ好きなんでしょうね。 落ち着くというか、そんな感じ。 そして、夕暮れどきという時間帯がこれまたいい! この「街全体の昼と夜の生活リズムが入れ替わるタイミング

【写真素材】空気感フォト180(京都・社寺・草木・春)

新緑の京都シリーズ。今回は平安神宮。 早朝の空気が澄んでいる時間帯に到着。快晴。うん、気持ちいいしかない。 ひさしぶりだったこともあり、平安神宮神苑も拝観。 ここは大学の友達4人で来た以来だと思います。何年前だろ?「こんなだったっけ?」「あ!ここはこうだった!」なんて昔を思い出しながらお庭を進みます。 池に複数ある丸い石のアレ(何ていうの?)をぴょんぴょんと飛びながら渡ったり。 そういえば前回来たときは渡橋あたりから大雨に見舞われました。でも今回は快晴なのでうん、気

【写真素材】空気感フォト179(京都・社寺・草木・春)

新緑の京都シリーズ。あちこち巡った青紅葉特集。 新緑らしくどこの青紅葉も見事した。写真3~4枚目のように、縁側で座って風を感じながら「ほぉ」とできる時間なんてとっても豊か。 やっぱ新緑はいいですね。この日は陽の光がさしていたので、より一層いい雰囲気でした。葉の透ける感じが好き。透過光好き。 晴れの日は気持ちいいです。僕は薄曇りの面光源で照らされたさまもいいと思っています。暗雲立ち込めるのはあまり好きではないですが、晴れの日以外にも訪れてみたら新しい発見があるかも。 曇

【写真素材】空気感フォト178(京都・社寺・草木・春)

新緑の京都、東寺。 参拝したとき特別公開期間だったようで、五重塔の1階の中に入ることができました。 塔なんてただの建物なのかなと思っていましたが実は違っていることを初めて知ります。中には壁画や仏像が鎮座しており、おそらくとても貴重なのでしょうし、とてもきらびやかで豪華な印象を受けました。 特別公開を狙っていったわけではなく(そういうの調べない質ですし)、気の向くまま訪れただけでしたが運がよかったですね。 さて、東寺は建物も有名ですが、境内の池なんかもいいと思います。僕

【写真素材】空気感フォト177(京都・街並・草木・春)

5月の京都、「新緑」という言葉がまさにぴったりくる日の午後のヨウス。 すごく暑いわけでもなく心地いい陽気。鴨川沿いを歩くのも最高です。鴨川では夏になると水に足をつけたり、川の中に入ったりする人が多くなります。5月ですとまだちょっと早いかなという感じでしょうか。 でもま、それだとしても鴨川周辺を行きかう人、楽器ひく人などなどそのときどきの賑わいを見せてくれます。 日が傾き始める時間帯、陽の光が見せてくれる木々の様子なんて最高です。僕、鴨川沿いの散歩はほんと大好きなんですよ

【写真素材】空気感フォト176(風景・草木・花・夏)

夏、地元を散歩をしていたときのヨウス。 空や地面の土に目を向けるといろんなものが目に飛び込んできます。「なんでもないようなもの」も僕にとっては「なんでもあるようなもの」に変わる瞬間。 とくに草木はそうですね。 「あれ、君そんなとこにおったん?」みたいな感じで目に入ってきます。とくに小さい花たちが。 僕はもともとなんでか知りませんが草木の緑が好きだったので、自然と目に入ってきます(脳がサーチしているのかな?)。 そこから草花を凝視することでわかる形や色、肌、そういうも

【写真素材】空気感フォト174(京都・街並・草木・春)

2023年の京都の春といえば!?の桜をお届けします。 4月第1週、散り始めのタイミングでしたが、まだまだ元気に咲いている桜もたくさん残っていました。 阪急京都河原町駅に到着した僕は、東へ向かって四条大橋を渡り、てくてくと北上を開始。 もうね、多くの観光客で大賑わいでしたよ。各国のみなさんは思い思いに撮影していたり、座って語り合ったり。いい感じです。もちろん、あまりの混雑に「うへぇ〜」なんて思いはしますが、賑わいが戻ってきたのはよかったかなと思います。 時刻は夕方。ちょ

【写真素材】空気感フォト172(京都・草木・春・モノクロ)

前回の続き。「もうちょっとで梅雨」な季節の糺の森周辺をモノクロでお届けします。 白と黒のグラデーションの世界。今回こう表現することもいいものだなと改めて思いました。 色がないからこそ、この世界もきっと奥が深いはずです。でも、今の僕が「うん、いい感じ」と感じた雰囲気に調整したつもりです。 明るすぎず暗すぎず、でも比較的明るめのモノクロ世界。木々の現してくれるこの「いい感じ」が伝わればいいなと思います。 写真があなたの伝えたいモノ・コトなどのイメージに沿えば幸いです。よか

【写真素材】空気感フォト171(京都・社寺・草木・春)

春、というよりはもうちょっとで梅雨入りとなる季節の下鴨神社です。 このときはひとり旅で、当時京都在住だった友達にチャリンコを借りて京都市内をウェイウェイと走り回っていたと思います。 写真撮ってるし「轟天号(と勝手に命名)で京都を走れる!」などと、ちょっぴり浮かれていたはずです(笑) 春〜梅雨入りまでは新緑の季節です。僕が一番好きな季節。きらきらの緑が本当綺麗。薄曇りが面光源を作ってくれるので、一様な光を演出してくれました。 そこに水面などの水まで入れば僕にとっては最高