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北海道乗りつぶし、2023年夏(実践編 1日目~2日目)


これまでのまとめ

2023年の夏休み、暑い関東を抜け出す北海道旅行を企画。1月に訪問した函館周辺を除き、ほとんどすべての北海道の鉄道路線を乗りつぶす計画を立案。いざ、出発。

初日(2023年7月29日)

使用きっぷ:トクだ値25%OFF、北海道フリーパス(1日目)
出発地:自宅(川崎市多摩区)
到着地:北海道勇払郡むかわ町

なぜか目覚ましを必要以上に遅い時刻にセットしてしまい、アラームが鳴る前に起きたにもかかわらず、手元のアプリに記録してあった予定ルートで、最寄り駅を出なければいけない時刻までわずか25分。あわてて身支度を済ませ15分後に出発。ただ実は、車中調べ直したら、あと20分近く余裕があった模様。

小田急線で新宿へ。新宿発0736+01埼京線各駅停車大宮行きE233系7000番台10両0817着。

0843はやぶさ7号新函館北斗行きE5系10両1217着。あわよくば新函館北斗初1220の函館行き特急でちょっと函館方面に行ってから戻ってこようか、函館駅は無理でも五稜郭駅までなら行けるかも、と思っていたが、窓際の席だったこともあり、新幹線ホームに降り立った時点で1219で、この乗り継ぎは断念。

一旦改札を出て北海道フリーパスを券売機で購入。1243+02普通函館行きキハ40ワンマン単行1247+02七飯着。1月の訪問時に15分以上遅れていたが、今回は2分遅れで済んだ。とはいえ、もともと余裕時間は9分しかなく、接続を取ってくれるわけでもないので結構ひやひや。

1256普通藤城支線・大沼公園・駒ケ岳経由長万部行き同編成。これが今回のメインイベントの一つ。1日に下り3本しか運転されない超レア線区。意外にも席はほとんど埋まっていて立ち客数人。藤城支線は、七飯駅を出ると高架に駆け上り、新函館北斗からの線路を右に跨ぎ越す。勾配緩和用の別線ではあるが、大沼まで、地図で見る限り距離的な差はあまりないように見える。小沼の手前のトンネルを出た辺りで仁山からの線路と合流。ただ、今度はこちらが向こうの線路をくぐっての合流で、向こうの線路を車窓から視認出来るのはもう少し先。この列車は終点長万部まで次の特急から逃げ切るので、このまま乗り続けて良いし、大沼公園で多くの人が下車したが、ボックスを独り占めできるほどにはなっていないので、大沼公園で降りることにした。1314+02大沼公園着。駅のみどりの窓口で北海道フリーパスの6回の指定席権利の1回を行使して次の特急の指定席を確保してから、駅前で昼食。

大沼公園駅

1400+01特急北斗13号札幌行きキハ260系8両1635+05苫小牧着。なぜこの街の宿が全く空いていなかったのか、実際に来てみてもさっぱりわからない。大きな街ではあるがホテルもたくさんあるし、何かイベントが行われているようにも見えない。何が起きていたのだろう。

1702普通鵡川行きキハ40ワンマン単行1731着。

鵡川駅の看板は残っているが、実質的には鉄道駅機能は果たしていない駅舎
ししゃもが有名な鵡川が、マッシュルームの名産地だったとは知らなかった

乗りつぶし活動はここまで。あとは、「ケータイ国盗り合戦」のために日高方面に少し足を延ばす。3年前に来たときは日高本線の列車代行バスが走っていたが、今は道南バスの路線バスが静内まで走っている。鵡川駅前発1749+06富川高校経由静内行き道南バス1804+04門別競馬場前着。日高国獲得。地図上近く見えたセイコーマートみはら店へ。徒歩で15分以上掛かった。一つ先の軽種馬トレーニングセンターまで乗るのが正解だった模様。夕食調達。

日没。

軽種馬トレーニングセンター発1929+07鵡川駅前行き道南バス1942+07鵡川農協前着。投宿。

この日の乗車路線

  • 東北新幹線 大宮~新青森

  • 北海道新幹線全線

  • 函館本線 七飯~新函館北斗、藤城支線、大沼~長万部

  • 室蘭本線 長万部~苫小牧

  • 日高本線全線

2023/7/29のタイムライン(全体図)
2023/7/29のタイムライン(北海道入り以降)
2023/7/29 藤城支線周辺

計画との差異

特になし

2日目(2023年7月30日)

使用きっぷ:北海道フリーパス(2日目)
出発地:北海道勇払郡むかわ町
到着地:北海道岩見沢市
この日はもともと苫小牧から反時計回りに千歳・倶知安・長万部・室蘭と回って岩見沢に投宿する予定だったが、前回(2020年8月)も同じ向きで乗車していて、小樽からの混雑に閉口したことを思い出した。時計回りで岩見沢に直行すると千歳線が乗れない点は気掛かりだが、今日のルートの最閑散運転区間である長万部倶知安間もちゃんと繋がることが確認出来たので、逆ルートを急遽採用。ルート見直しとは関係なく、宿にいてもやることがないので0605チェックアウト。鵡川発0624苫小牧行きキハ40ワンマン単行。当初予定の鵡川発0830より早く出ても長万部で吸収されてしまうが気にしない。0653+01着。

0709普通室蘭行き737系2両ワンマン0832着。

0842折り返し東室蘭行き0854着。朝食調達。

1011+05特急北斗6号函館行きキハ261系8両1106+05長万部着。昼食。

長万部駅

1329普通倶知安行きH100ワンマン単行。こちらは2時間以上前から長万部駅にいるのでしっかり前向き席に着席できたが、出発時点で全ボックス埋まり、立ち客あり。1502着。

1517普通小樽行きH100形2両ワンマン。余市で大量乗車。1627着。

岩見沢に直行してもあまり面白くないので、夕食の選択肢を広げる意味も含め、新千歳空港まで乗車しておく。1632快速エアポート172号新千歳空港行き721系4000番台6両1750着。夕食。

1842快速エアポート187号手稲行き733系3000番台6両1920+02札幌着。

日没。

1936普通滝川行き721系6両2019+01岩見沢着。投宿。

この日の乗車路線

  • 室蘭本線 長万部~苫小牧、室蘭支線

  • 函館本線 長万部~白石

  • 千歳線 南千歳~白石、空港支線

函館本線 白石~岩見沢は、夜間乗車でカウント対象外。

2023/7/30のタイムライン

計画との差異

当初計画とは逆方向に巡回し、札幌からは岩見沢直行の代わりに新千歳空港へ。
乗車予定路線のうち、苫小牧~沼ノ端~南千歳は乗車対象から外れ、白石~岩見沢は夜間乗車となったが、いずれも別の日に日中乗車する予定があるので問題なし。
一方で、千歳線の空港支線にこの日乗車したことで、翌日の乗車対象から外すことが出来た。

ここまでの反省

2日目のルート見直しは我ながら大ファインプレーだと思うが、逆に、なぜこれを計画段階で思いつかなかったのか、ちょっとだけ考察。
室蘭本線・千歳線・函館本線のループを1日掛けて回る行程は、過去に何度もいろいろなパターンで実乗しているが、日の短い季節だと1周しきれず、東室蘭~苫小牧、あるいは、千歳線を後回しにせざるを得ないケースが多々あった。その経験と、「苫小牧2泊」へのこだわりが、時計回りルートの見落としにつながったように思う。
もっと言えば、時計回りで乗ることにするならば、初日は室蘭や長万部に泊まっていればもっと自由度が高まったはず(宿の空きがあったかどうかは不明だが)。

長くなったので、3日目以降は別記事で。


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