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課題に埋もれた2021年、自分に向き合う2022年

今更ながら2021年はどんな1年だっただろうか。私の2021年を一言で表すと「自分の自分からみた評価と他人からの評価を一致できるようになった」「等身大の自分を見れるようになった」あたりだ。
完全に治ったわけではないが、自信がないために虚勢を張り「できないことをできる」「わからないことをわかる」と言い、自分の「できることわかること」と「できないことわからないこと」とを詳細に区別することができなかった。このような「虚勢をはる」かつ「自分で納得しないと動けない」かつ「指摘されると萎縮してしまいなぜ指摘されたかを聞き出せない」という最悪の状態であったため、様々なフィードバックをくれる素晴らしい環境にいたにもかかわらず指摘を受けても素直に行動にも移せていなかった。そのために、日々改善することができず周りとの差が大きく開いてしまった。なので、自分には自分を自分で納得させることが必要だった。自分を自分で納得させるには、フィードバックされたことや結果に対して「なぜそのようなフィードバックをされたのか」、なぜそのような結果になったのか周りから教えてもらうのではなく、自分で考え抜くしかない(まだまだなため、自分への戒めをこめて)。ただ、自分には考え抜く思考力もなかったので、まずはお勧めしてもらった戦略コンサルの本をもとにして思考力を磨くことにした。

ここで、赤ちゃんの話をしたい。「赤ちゃんに対して笑うと赤ちゃんも笑い返してくれて幸せになった」という経験を一度はしたことがあるだろう。なぜ笑い返してくれるかは赤ちゃんが相手の顔を見て真似をして笑顔になるという行為を学習しようとしているから(参考)。ではなぜ赤ちゃんは見ただけでその顔の形は筋肉をこのように動かせばできるとわかるのだろうか。それは人間の脳にはミラーリングというシステムがあるから。その機能を使って自分も相手と同じようなことができるように学習と改善を繰り返す。

つまり、何かを習得したいとなった時はまず真似をするところからだ。
自分はよさこいを大学の時にやっていたが、フリを覚えるのはまず目で見て「ざっくりとこのタイミングで手や足の位置を覚える」→「実際にやってみながら指先の形や向きなど細かいところの微修正をする」→「もっとこうした方がいいのではないかと自分なりにアレンジを加える」といった具合で習得し自分のものにしていった。このように思考方法も「ざっくりとほんを読んで雰囲気を掴む」→「実際にケーススタディを解いて本で行っている解き方と比較して何が違うかを掴み修正」→「自分なりに修正していく」といった具合でinputできそうではないか。まだ日常的に使えているわけではないので習得とまではいかないが、この思考方法を使って問題を解いてみようと自然となる回数が増えてきたので効果はあったのではないかと思っている。

inputをする上で大事だと感じた事柄がもう一つある。当たり前だが目的だ。どれだけハードルが低いことでも目的がないと続かないことは身をもって体験した。
例えば、自分はエンジニアで将来的に機械学習を使いこなせるようになりたいと思っている。マイルストーンとしては「業務で機械学習関連のタスクを遂行できるようになる」だ。DOとして行ったことは「機械学習の最新情報を終えるようにするために論文を1週間に1本読む」だ。実際やって見たがイマイチモチベーションが湧かなかった。なぜか考えたところ「業務で機械学習関連のタスクを遂行できるようになる」に対して直接的に紐づいていなかったからだと思う。まずは機械学習関連のタスクは何ができるようになれば取れるようになるのかを先輩に聞く必要があるのではないか。例えば、クラウドのAutoML的なものを使っているのであればそのマイルストーンに対して論文を読めるようになるという短期目標を立てるのは直接的ではなさそうだ。であれば、そのクラウドサービスについて調べて周辺の機械学習の知識を調べながらつなげていくのが良さそう。など。。。(上記はいい感じにまとまったと思うので取り組んでみます)
このようにして続かないことが出てきたら、目的と行動が一致しているかを疑ってみると良さそうだと学びました。

今まではこんな感じで取り組んできたわけですが、2022年は「スペシャリテを作り上げる」というテーマで動いていきたいと思っています。食戟のソーマが好きなので、そこからテーマを決めました。スペシャリテとは自分ならではの唯一無二の価値と自分で定義しています。なぜこのテーマにしたかと言うと、今までは自分の時間の使い方でさえ他人に意思決定を委ねて自ら決めることをしてこなかったため、自分はなにが好きで嫌いか、何が得意で不得意かなどの自分の特徴を自分自身が把握しきれていない。それにより、どこに所属しても自分でなければならない理由を作ることができない。ここに対して課題感を覚えたのでこのテーマにしました。村人役から返り咲いた日向翔陽のように、一度きりの人生なのだから自分だからできることを探していきたいと思っています。
このテーマを2つに分けると「自分ならではの」と「唯一無二の価値」の2つです。

「自分ならではの」について深ぼっていこうと思います。
自分ならではの価値を出すためには自分のことについて徹底的に詳しくなる必要がある。今、自分が何に対して喜怒哀楽を示すのか詳細に言語化することができない。なので自分にとって何が価値あることなのか判断できていない。何か行動を起こす時、学びの優先順位をつけるときなど自分の性質を考慮した戦略を立てれるようになることがゴールだと思ったが、永遠の課題なきがするので自分の詳細を知る仕組みを整えるをひとまずゴールにしてやってみようかと思っている。

続いて、「唯一無二の価値」について深ぼっていこうと思います。
人としての価値、社会人としての価値、エンジニアとしての価値3つに分けて考えます。人としての価値はその人の考え方や価値観に依存すると思います。人としてそう言う考え方好きだなにどんどん出会う必要があると思うので、いろんな漫画読んでみようかと思います。理由としては、漫画は面白く継続できる、キャラクターごとの考え方に触れることができる、言葉のバリエーションが増えるためです。一旦試してみようと思います。
社会人としての価値は様々あると思いますが、コミュニケーションと思考力にフォーカスしていきたいと思っている。コミュニケーションに関しては、「どんな内容でも瞬時に論点を掴み、自分の意見を言えることができる」がゴールだと思っている。なので、議論ができるように圧倒的にinputを行うこと、いろんな事柄について議論する、定期的に自分の考えをnoteなどでoutputすることで様々な意見をもっておこうと思う。
思考方法に関しては、最初に述べたものを引き続きやっていきたい。
エンジニアとしての価値はどの技術を選択し集中して学んでいこうか考えた。プライベートな時間を使って取り組むのは、機械学習、オブジェクト指向の2つをやっていこうと思います。機械学習は1年後を見据えて、オブジェクト指向は直近の価値を出すためにやっていこうと思っています。機械学習に関してはすでに触れたのでオブジェクト指向について触れる。CSD研修というスクラム開発のスプリント内でどのように過ごすか学ぶ研修を受けた。そこでいろいろな世に言われるプラクティス同士を一つの目的に繋げることができた(詳しくはこちら)。そこで次につなげたい事柄として出てきたのがオブジェクト指向。「本をざっと読む」→「TDDで実際に開発」を繰り返して学んでいきたい。
まとめると、漫画読んで、日記書いて、機械学習に関して先輩に聞いて、定期的に自分の考えをoutputして、オブジェクト指向の本読んで、戦略コンサルの本やって、って感じです。

今後の方針がまとまったところで、クローズにしたいと思います。


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