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2023年12月の記事一覧
喜多川泰の「賢者の書」を読み終えての備忘録。我々の本当の財産は時間。人生は言葉によって作られている。そして人間が一番良くきく言葉は自分の言葉だ。
安部龍太郎著「等伯」。長編。読み応えがありました。
道尾秀介の「光媒の花」を読了。第23回山本周五郎受賞作。前半の三章は面白かったが、後半の三章はちょっと物足りなさが残ったかなという感じ。あと一冊くらいは別の作品も読んでみようと思う。
世にも奇妙なマラソン大会
「世にも奇妙なマラソン大会」。ノンフィクション作家(辺境ライター)高野秀行さんの著書4冊目を読み終えた。
いやあ、今回も面白かった。
冒頭の『私には「間違う力」があると言われる。本当にそれは「力」なのか、それとも馬鹿にされているだけなのかはよくわからない。』という書き出しから高野節炸裂。
深夜、勢いでサハラまんじゅうマラソンに申し込み、その2週間後に大会出場を果たす。いつもながら高野さんの行