魚は綺麗か、気持ち悪いか~ダブルスタンダードの回避~
ダブルスタンダードを回避するにあたってダブルスタンダードが起きる理由について表題の例を使って考えてみる。
僕が、昨日、「魚って綺麗だよね」と言ったとして、
今日、「魚って気持ち悪いよね」と言ったとしよう。
ダブルスタンダードだ。僕もよくこの現象に見舞われる。
「出ました社長の二枚舌!」みたいな感じでよくディスられる。
最近「それがなにか?」みたいなキョトンとした顔がうまくなってきた。
なぜこういうことが起きるかというと、文脈が省略されているからである。
昨日
「水族館よくデートで使うんですよ」
「魚は綺麗だからね~」
今日
「釣りって、釣ったはいいけどさばくのがちょっと…」
「魚ってヌメヌメして気持ち悪いもんね」
こんな感じだ。魚は水槽に入れられてきらびやかに展示されている場合とても綺麗に映るが、魚をさばくときは、内蔵や血が飛び出して、ヌメヌメして気持ち悪いことこのうえない。
このように、話の前後や文脈、シーンなどが抜け落ちてトピックスだけ切り抜かれるのでダブルスタンダードとなる。
世の中のダブルスタンダードのほとんどがこれな気がするので、
ダブルスタンダードって言われたら、文脈を正しくお伝えしよう。
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