Go To トラベル:誰がごり押ししたのか。それも変な英語で?


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Go To トラベル
新型コロナの感染拡大が懸念されている中で、拙速に前倒し実施され、東京除外、若者・高齢者除外、などと混乱を極めています。

単なる愚行です。すぐにやめるべきです。

1.これを強引に推し進めたのは誰でしょうか。

Go Toキャンペーン受託団体が二階幹事長らに4200万円献金

詳しくは週刊文春を買って読みましょう。

2.Go To トラベルは文法的にも間違い。

GoToトラベルは文法ミス?「日本語の一員といえる」

関西学院大学の神崎高明・名誉教授(英語学)のお話から

travel自体に『行く』という要素が含まれている。意味が重なるgoと一緒に使われることはない。使ったとしても、『旅行に行くために行く』のような不自然な意味になってしまう。先頭に動詞の原形がきているため、「トラベル(という場所)に行け」などと命令されているようにも聞こえてしまう。

Q.英語として正しくなくても、その方が効果的な場合もある?

A.ノーマイカーではなく「Please use public transportation(公共交通機関のご利用を)」などと言っても、効果は薄いでしょう。

そうは言っても、今回のように政府の要職にある人たちが考えるなら、英語的にも正しくて日本人にもよく伝わる名称を考えることもできるでしょうに。

【銅鑼猫から一言】
厳しく言えば、国民の生命と健康を守るという国家の役割を肝に銘じていない人がごり押ししたのが、このキャンペーンです。
おまけに下手くそな名前をつけてしまった、ということでしょう。

国のお金はもっと大切な事に使うべきです。

銅鑼猫



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