障害者雇用は何のために?(「法定雇用率」の内容と意義を徹底解説。)


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我国では、障害者雇用の促進のため「法定雇用率」という制度が設けられています。
内容をご存知でしょうか。その本当の意義はどこにあるのでしょう。次の記事を参照してください。



【社労士監修】法定雇用率を徹底解説!障害者雇用を推進するためのポイントとは

【内容骨子】
なぜ障害者雇用が大切なのでしょうか。
厚労省は、三つの意義を示しています。
1.共生社会の実現 
障害に関係なく、意欲や能力に応じて、誰もが職業を通して社会参加できる「共生社会」の実現につながります。
2.労働力の確保
障害者の「できること」に目を向け、活躍の場を提供することで、企業にとっても貴重な労働力の確保につながります。
3.生産性の向上
障害者がその能力を発揮できるよう職場環境を改善することで、他の従業員にとっても安全で働きやすい職場環境が整えられます。

単なる「障害者の福祉」ということではなく、障害者雇用を通じて社会を変え、企業にも労働者にも大切な目的が達成されることが示されています。

民間企業の法定雇用率は現在2.2%。もうすぐ2.3%まで引き上げられます。
企業の人事担当者なら法定雇用率の具体的な内容を正確に理解する必要があります。
雇用率の計算の仕方、特例子会社などの様々な対応方法、公的なサポート、達成しないときのペナルティなども含めてコンパクトに解説しています。

法定雇用率があるからやむなく障害者を雇うのではありません。
障害者雇用を通じて、企業にも従業員にも様々なメリットが得られます。
企業の全役職員が心に留め、新しい企業のあり方を考えていくべきです。

1.業務を見直し、最適化・効率化を図るきっかけになる(ユニバーサルデザイン)
2.生産性が向上し、障害者も健常者も戦力として一層活躍できる。
3.企業の社会的責任(CSR)を果たす。
4.社会的責任(CSR)を果たす。
5.人手不足時代の重要な戦力

【掲載サイト】

エムスリーキャリアの産業医サービス

カテゴリ:ウェルビーイング

エムスリーキャリアは、産業医紹介の我国最大級のサイトです。
これまでも銅鑼猫の記事を5本掲載していただいています。
労働災害」「新型コロナウイルス」「パワハラ防止法」「安全配慮義務」「コロナ後もテレワークを
これが6本目になります。

【参考:冒頭のイラスト】
以前に障害者雇用のセミナーに参加した事があります。
筋萎縮症で在宅勤務されている若い女性が、会場のスクリーンにて登場されました。
そのイメージを「日本紙芝居型講師協会」に提供頂いたイラストで表してみたものです。
私のテレワークのYouTube でもこの「良子さん」が登場します。

銅鑼猫

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