今こそ新型コロナに立ち向かう(37)暴風雨の中、命を守る行動を

画像1

新型コロナウイルスは目に見えない暴風雨です。全国で吹き荒れています。


しかも、国の指導者たちは事態を十分認識できていません。
指導者たちの楽観的な見通しを無視しましょう。
専門家たちが的確な助言をされています。
私たちは、専門家たちの助言に従い、命を守る行動をするしかありません。
少なくとも、これからのせめて二週間は、大げさなほど徹底した対応が必要でしょう。

3密の危険、アルコールの危険をよく認識してください。
3密の場ではたちまち感染が広がります。
アルコールを飲めば聴覚が鈍り気持ちも高ぶり、大声で話し出すようになり、感染リスクを著しく高めます。

自宅療養とは医療へのアクセスを拒否されるということに他なりません。
文明国の恥です。
しかし、私たちが安直な振る舞いをすれば、ご自身、ご家族、愛する人、守るべき人を自宅療養に追い込んでしまうのです。
私たち自身の恥です。後悔は先にたちません。

1.経営者がすべきこと
①テレワークの徹底
少なくとも、持病を持つ従業員、妊娠している従業員からテレワークを求められたら、笑顔で応ずること。テレワーク拒否は安全配慮義務違反です。
②接待はするのもされるのも全面禁止、社内飲み会も禁止すべきです。

2.従業員がすべきこと
大切なお客様から接待に誘われても、きっぱりとお断りすること
上司同僚から飲み会に誘われても、きっぱりとお断りすること。
私たちは、自公の有力議員や厚労省のへぼ役人ではないのです。
テレワークや時差通勤などやれることを工夫して徹底的にやりましょう。
経営者がこんなことで渋い顔をするなら、そんな会社に未来はありません。

3.飲食店の店長がすべきこと
大声で騒ぐお客には毅然と注意し、躊躇せず追い出すこと。このような人はお客様ではありません。居座るならば110番通報してください。不退去罪です。
本当のお客様を守り、従業員を守るために毅然と行動してください。

4.プライベートで行うこと。
繁華街にもデパ地下にも行かないこと、ご家族やお友達との交わりも今は避けましょう。

5.パラリンピック会場には近寄らないこと。
オリンピックの時のように、会場に近寄って3密状態を作ったり、公道の競技で密集するなど、恥ずべき行動はおやめください。
「学校連携観戦プログラム」についても、「生で見る教育的効果」という甘言にまどわされないでください。観戦は避けるべきです。お子様の命を守ってください。
この日この時、命を守る我慢の行動こそが最大の教育です。

6.金融機関や投資家は投融資対象を冷徹に見極めること。
今このときの企業の行動をしっかりと見てください。
投融資の対象にふさわしい先か否か、今ほど明確に見極められるときはありません。

私たちは、民主主義国家の主権者です。
指導者にいかに問題があっても、私たち自身の行動で自分を守り、家族を守り、愛する人を守り、この国を守りましょう。愚かな指導者に対してこそ、私たち国民が賢明な行動でお返ししましょう。
この日この時の私たちの振る舞いを、後になって誇りを持って振り返ることができるように行動しましょう。
私たち自身の金メダルを目指しましょう。

(参考)「今こそ新型コロナに立ち向かう」バックナンバー

銅鑼猫

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?