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仕事への納得感が私を動かしている

最近、激務が続いている。

それでも営業職だったときよりも疲弊していないのは、きっと今の業務に「納得感」を持っているからだと思う。

元々忙しいのは嫌いじゃなかったし、なんとなくハードそうだしやっておいて損は無いだろうと営業職を最初のキャリアに選んだけれど、思いのほか自分の中で腑に落ちない仕事が多くて辛かった。

そもそもわたしは家電量販店や洋服屋で店員に話し掛けられた瞬間に店を出るような天邪鬼だし、何かを購入・導入するときは、誰かの意見をその場で咀嚼できるほど器用な人間でもないので1人でじっくり考えたいタイプである。

つまり、営業という職業に必要性を感じたことがない。

なんなら他意が介在してしまうことが面倒だと思うので、不要だとすら思っている。(不要は過言です、すみません)

精神的に未熟な就活生の自己分析って、結局自己満足でしか無いんだなと思う。

分かっていながら、それを食い物にしている大人を見ると、ビジネスってすごく弱肉強食。

そんなこんな考えているんだかいないんだか、華麗な社内転職を捩じ込んでバックオフィス側に回らせてもらった。

なんとなく、ファーストキャリアとして営業を選んだけれど、最後はバックオフィス側に行きたい気持ちはずっとあったので、遅かれ早かれといった感じだ。

結論、非常に伸び伸びと仕事をしている。

ベンチャーのバックオフィスは一般的な事務職とはかけ離れており、少数精鋭で毎日てんやわんや、てんてこてんてこ舞っているうちに一日が終わる。

総務だの人事だの業務に垣根が無さすぎ、兼務に兼務を重ねているので、久しぶりに合った友達に「何の仕事してるんだっけ?」と言われると説明が大変面倒になって「事務職だよ」とだけ言ってしまう。そのくらいの散らかり方である。

ただ、毎日クエストをこなしているようで悪くない。

自分の動きがこの会社を動かしているという実感がある。当事者意識が強くなったからことも一因かもしれない。

毎日の業務を淡々と、粛々と。それでも最効率で動く。
悪くない。


今日も山積みの課題に立ち向かう自分を鼓舞するために珈琲を淹れたとき、1番古巣の経理のお姉さんが3ヶ月後に退職することを知った。

流石に、毎日の経理業務までは手に負えない。

まだまだ、激務の予感がする。

こんなときは台湾まぜそばでも見て心を落ち着けていこう。

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