2017年5月富士山リトリートブラザーシスターの印象的な言葉

プラムビレッジのブラザー・シスターたちの印象的な言葉（どの言葉がどなたかメモが残っておらず、すみません…。この写真に写ってらっしゃるのは、シスターハーモニー、ブラザーファプリュー、シスターインサイト、ブラザーポテトの4名）

「愛とはまずなによりも、そこに本当に存在するということ。隣にいても、別のことを考えていたら、そこには本当に存在しない。

自分を愛する、ということはどういうことか。それは自分自身のためにそこに存在していること。自分のことを愛し、受け入れることがなければ、人を受け入れることもできない。

それはどこからはじまるのか？呼吸に帰り、自分の身体に帰り、自分自身のためにそこに存在するということに帰ることだ。」

「私が毎日やっていることは、朝起きて静かに自分を見つめる時間を持つこと。そしてその日1日を幸せに過ごす決意をすること。どんなことが起こっても、幸せか不幸かを決めるのは自分だから。」

「身体と心はつながってる。身体がリラックスすれば心もリラックスする。だから、息を吸って緊張に気づき、息を吐いて身体をゆるめる。」

「出家する前はあまり微笑むことがなかった。自分をジャッジしてばかりいたから。だから苦しかった。私たちは何のために瞑想をするのか？それは身軽になるため。プラクティスを続けて、今では微笑めるようになった。」

「自分の良いところに本当に気づくことができれば、自分の痛みや苦しみも本当の意味で見つめることができる。自分の痛みや苦しみに向き合うと、それがどこから来ているのかを見ることができる。

相手が自分を苦しめるようなことをしたと思っていても、それはコップがあふれる前の最後の一滴であるに過ぎず、実際には自分の中の苦しみの種ががあり、苦しみの種が育っていたのだ。

自分の苦しみを深く見つめることができれば、なぜ自分が苦しんでいるのか理解することができる。そしてなぜ自分が苦しんでいるのかが本当に分かれば、相手の苦しみが見えてきて、相手を理解することができる。相手を許す、ということは理解から始まる。」

（翻訳・書き起こし：Kumiko Jin）

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ティク・ナット・ハン「マインドフルネスの教え」
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