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2024/4/28-29教育者のためのマインドフルネスデー

2024年4月27日から5月9日にかけて、プラムヴィレッジ僧侶団来日ツアー2024 Peace in Me, Peace in the Worldが実施されました。

4月28日29日と2日間にわたって開かれた「教育者のためのマインドフルネスデー」でのブラザーファップニェムの法話の内容をシェアいたします。

人のお世話をしようと思っても自分の中に十分な喜びや幸せがなければ、人のために何かをすることも、教室で生徒を幸せにすることもできない。大切なのはまずは自分の中の喜びと幸せを育むこと。そして、苦しみがあったら、それを避けるのではなく、呼吸と共にただ気づいて、その苦しみに微笑んで「こんにちは、私の苦しみさん!」と言えば良い。解決しようとしなくても、幸せのプラクティスを続けていればいつか阿頼耶識(無意識)の土壌から芽が出て花が咲いて智慧がやってくる時がくるから、自分の内側の智慧を信頼してただ幸せのプラクティスを重ねてください。それがまさに「the way out is in(外への道は内にあり=自分が変わると世界が変わる)

そして、自分自身のため家族のために「そこにいる」という実践をしてください。「あなたがいて私は幸せ」「私はあなたのためにここにいます」「あなたが苦しんでいるのを知ってるから、私は側にいます」「私も苦しんでます、どうか助けてください」と言ってください。

そして、自分の見方や相手の見方が絶対に正しいと思わないでください。相手に褒められてもそのまま受け取らずに謙虚に受け止めて、誰かから批判されてもそれを真に受けないでください。そして自分の思っていることも正しいと思わないで「本当にそう?Are you sure?」と聞いてください。私たちの見ていることはいつも一面的なのです。


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