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【追記完全版】知識ゼロから行政書士試験に独学で一発合格するまでの合格体験記

こんにちはケントです。

この記事は法律知識ゼロだった自分が行政書士試験に独学で一発合格した記録になります。

ちなみに勉強方法は予備校などには通わず独学です。

最初に行政書士試験を受けようと考えたのは試験1年前の10月ごろでした。
なぜ受けようと思ったかというと
元々WEB関係の仕事をしていた自分にとって
変化の早い業界よりも
将来年をとることがメリットになることがしたいと考えて法律という分野に関心を持ちました。
法律であれば改正も頻繁に行われるようなものでなく習得しても陳腐化しづらいと考えたのです。
htmlがブロックエディタになり
SEOのアルゴリズムの日々の変動を気にしたり
広告の規約変更に左右される。
そんなWEB業界に嫌気がさしていたのです。
ただそこからいきなり行政書士に興味を持ったわけではなく子どもと関わる仕事、教育や児童福祉の分野をメインにしようと考えて保育士試験を受けました。
3年ぐらいかかるかなと思っていたのですがこれに一発合格します。
一発合格率は10%ぐらい。
そこで保育士として現場で働くのですがいろいろと問題のある業界であることを実感し、もっと行政や法律について知らなくてはと思うようになります。
ちなみに保育士は一応国家資格であるものの超薄給です。
児童の権利擁護の実現というのが自分の中のテーマだったりするのですがそのためには弁護士になる必要があり当然ながらいきなりなることはできないので法律系資格の入口である行政書士をまずは受験することにしたのです。

行政書士試験まで残り1年

まず最初は大型書店に参考書を見に行きました。
立ち入ったことのない資格本コーナーで
参考書の分厚さに圧倒され、
書いてある内容もちんぷんかんぷん。
見た瞬間、絶対無理だと思いました。
学生時代本当に勉強をしてこなかったので、
(受験勉強もしたことないレベル)
三権分立もよくわかってなかったです。
行政書士試験の勉強ではじめて司法、立法、行政でわかれて統治していることを知り感心したほどです。

そんな基礎学力もない状況でも一発合格できた記録を以下に記していきます。

資格取得の第一歩としてまずは参考書をとにかく読み切ってみようと思い一番わかりやすそうだった
「みんなが欲しかった!行政書士の教科書」を買いました。

オススメ度 ☆
今思えば非常に効率の悪い勉強法で
まず読み切るのにかなりの時間がかかりました。
そしてこの参考書はある程度勉強した後に「今読めば頭に入るかな」と思い後にまた読み返すことになるのですが正直読み返す必要も読み切る必要もなかったです。
その理由としてどうしても文章を漫然と読んでいるだけになっていたからです。
一気に読み切ったのも悪手でした。
今だったら参考書を読んだら読んだ分野の問題を解くというやり方を取っていたと思います。
正直時間の無駄でした。

ちなみに入門書として
「ゼロからスタート! 改訂版 横溝慎一郎の行政書士1冊目の教科書」

という本も買いましたがこちらも読んでよかったかというとなくてもよかったという感想です。
オススメ度 ☆

逆に劇的に効果があったのは
「行政書士 過去問 2025 - 一問一答と過去問演習アプリ」

オススメ度 ☆☆☆☆☆

「うかる! 行政書士 総合問題集」です。

オススメ度 ☆☆☆☆☆
特にアプリの一問一答はストレスなく、勉強できるので非常にオススメです。
・問題が出る→考える→解答の解説を読む
・納得できないときはなぜそうなるのか疑問点を調べる
このプロセスが非常によかったです。
五肢択一も最初は〇×だけつけるだけでしたが
×の場合なぜ×なのかを書くようにしてから理解度が格段に上がりました。

実際のノートの写真です。

基本的にノートは見返さない方式です。
わからない用語は別途どういう意味か調べて書いていました。
読めない単語が出てきたときも都度読み方を調べていました。

そして間違えた部分はなぜ間違えたのかも考えました。
行政書士試験は紛らわしい選択肢や勘違いさせてくる問い方が多いのであの知識と間違えたんだなとかごちゃ混ぜになって覚えていたなということがよくあります。
重大な損害と
著しい損害とか。

このうかる!の問題集がよかったので改めて入門書も買いました。
「うかる! 行政書士 入門ゼミ」

先のLECの入門書よりは問題がちょこちょこ挟んである分よかったと思いますが、内容的には薄目でした。
オススメ度☆

その次に通信講座が出している教材をメルカリで中古で買いました。

オススメ度☆☆
これも最初に買った「みんなが欲しかった行政書士の教科書」よりはコンパクトで分冊されている分テキストは読みやすかったですが、買ってよかったかと言われると微妙です。
ただこれも問題集はよかったです。
問題自体は過去問なのですが問題ごとに解説が一言ついています。
厳密には問題集がいいというよりは問題を解くプロセスがやはりよかったです。
知識があってもどれだけ問題が解けるかが重要なので、
問題を解く→考える→間違えたらなぜ間違えたかを考える。
が結局は大事になります。
過去問を解くことで論点や傾向も把握でき、何を覚えるべきかがわかってくるのでテキストを読んで覚えるより問題を解いて理解していくことを強くおススメします。

行政書士試験まで残り半年

そして試験まであと半年となったところで模試をはじめます。
「出る順行政書士 当たる!直前予想模試」
オススメ度 ☆☆☆

1回目が128点。
2回目も129点。
記述が最初全く書けませんでした。
さらに基礎知識も基準点以下という状況でした。
ここで打開するべく
まずは記述式の対策テキストを買いました。
「みんなが欲しかった! 行政書士の40字記述式問題集」
オススメ度 ☆☆☆

3回目 150点。
4回目 156点。
記述式の分たしかに点数は伸びたのですが合格圏内には届かず焦りはじめます。
おまけに模試をやって気づいたのですが
3時間ぶっ通しで問題を解くのがかなりしんどいです。
途中で集中力がなくなる、眠くなる、早く終わりたいので深く考えずに解くということをしがちでした。
なので3時間問題を解き続けるというのは絶対にやっておいた方がいいです。
この3時間問題を解決するべく
本番のときに行っていた対策も下で書いておきます。

行政書士試験まで残り三ヵ月

そして模試を4回程度受けてここからあと三カ月程度でまだ合格圏内に届いていなかったわけですがそこから劇的に点数が伸びることとなった二冊の問題集と出会います。
正直今回の合格はこの問題集のおかげといっても過言ではないくらいです。
解いていくことで知識・要点が整理され確実に点数が伸びました。

それが

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