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洗濯物
毎日容赦なく出される恐ろしい量の洗濯物。
シフトの関係で出来ない時以外は、ここ10年以上私が洗濯を担当しています。療養中の妻が腕を上げられなかったり、腹筋をあまり使えないので負担を少しでも軽減したいからです。
洗濯といっても洗い、すすぎ、脱水まで洗濯機がやってくれるので、干すのと取り込んでそれぞれの部屋に運ぶまでがメインのお仕事。タンスへは各自に収納をお願いしています。(そのままになった状態が何日も続くことが多く洗濯済みの服が重なって増えていく一方ですが)
我が家のルールは、家族4人分の着た服とバスタオル、フェイスタオルなどのタオル類を分けて洗うので1日で2回戦。洗ったあとは男女別に分けたピンチハンガー1個づつとタオル類でもう1つの計3個のピンチハンガーに干していきます。
もう手慣れた作業なのですが、最近悩ましいことがありまして、以前より時間がかかるようになりました。
ひとつは洗濯物の1枚1枚がどれも大きくてかさばること。
子供が小さかった頃は、4人分といってもたかが知れていました。洗濯機から洗濯かごへ移す時も、干すために洗濯かごから取り出す時もスムーズ。しかし今はそれぞれがでかいので絡まったりして取り出しにくいし、重い。干す際のシワ伸ばしも腕を大きく取り回しながら伸ばしていくのでなかなか大変です。
もうひとつの悩みは自分のもの以外、誰が誰の服なのか判別がつきにくくなったことです。
以前であれば、女性っぽい服は妻、女の子っぽくて大きめの服がお姉ちゃん、小さめの服やおさがりの服は息子のものと区別がつきました。そしてある程度大きくなってからも、この学校ジャージだからお姉ちゃん、こっちは息子、服も大きさが違うのでだいたい判別がつきました。
しかし、今は妻も娘も息子もみんな同じようなサイズの服で色もデザインも同じような感じ、誰の洗濯物かよく分からないんです。普段着用している姿を見ているのに干す時になると迷ってしまいます。
「あれ、このワンポイントTシャツ誰が着てるやつだっけ?」
「このスウェットのズボンは、え〜と??」
みたいな感じになります。
体より大きめの服を着る娘と、もともと大きい息子の着る服のサイズ感が同等。いつの間にかお互いで服がチェンジされていたり、譲渡されている時があるので尚更ややこしくなります。
取り込んだ洗濯物をハンガーから外す時も一緒。一応干す時に男女に分別しているのですが、外しながら「あれ、これ〇〇が着ていなかったっけ?」となります。
干す時には多少間違えていても干してさえいれば良いのですが、取り外したあとはそれぞれに分けていき、各部屋に置いていくのでここで間違えると「これ俺のじゃない」、「あの服が見当たらないんだけど」とか「間違えて着ちゃいそうになった」となり、あとが大変になります。
分からない時に本人たちがいれば聞いて分別したり、それぞれ自分のやつ取り外して持っていってよ、となるのですが、いつもそういうわけではないので困りますね。
服の裏に名前書いてもらおうかな?
ポスティングおじさんの何てことのない洗濯物事情のお話でした。