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ごみ回収車

ポスティング中、ごみ収集の車と一緒になりました。いつも一生懸命、ごみを回収してくださるのはとてもありがたいことですね。

狭い道路に入ってきた回収車は、車から降りたもうひとりの人に誘導されながら、ポスティングしている私に気を配りつつバックしてきました。狭くて切り返しはできないし、通り抜けもできない道路なのでそうするしかなかったのでしょう。

その道の一番奥の収集場所から順にごみを回収していきます。

自分がポスティングする速さと、回収車がごみを集めながら次の収集場所へ移動する速さがどうしても同じようなタイミングになり、抜いたり抜かれたり。

その都度、お互いに気を遣ってやり過ごすのでお互い気まずい感じが続きました。ごみ収集作業はたいていとても慌ただしく動くので何となく怖かったですし、狭いところで運転している脇を自転車が通るのはドライバーさんも怖いだろうなぁと思います。

その通りを配り終え、次の通りへ向かいます。トラックのローラー回転音が遠ざかり、急に静かになって後を追ってくる気配がなかったので「あーやっと落ち着いて配れるぞ」と思いながらしばらく配っていると、向こうから今度は前進でスゥ~とごみ回収車が現れました。

「わ〜、また一緒だ〜」

今度はさっきより少し広い通りだけれど、また抜いたり抜かれたりが始まりました。とてもやりづらい。でも、途中から回収車は別の道へと逸れて先へ行ってしまいました。

ポスティングをしていると、ごみ収集場所の間隔やごみの量によっても変わりますが、ごみ回収作業とかち合う事が多く、結構同じようなパターンに陥りやすいです。もういなくなったなと思ったら、別の場所で再び遭遇することもよくあります。

それにしても険しい道でも細い道でも収集場所が設置されている限り、ああいったトラックで、しかも急いでごみを回収しながら駆け巡るのは、さぞかし大変な仕事だなぁと思います。なるべく邪魔にならないように、ごみ回収車を優先にして道を譲っていきたいと思います。