「TRUE LOVE」
バレンタイン、ホワイトデーシーズンということで、私が若かりし頃に聴いてきたラブソングを選曲してご紹介しています。
今夜の選曲は、藤井フミヤさんの「TRUE LOVE」です。
YouTubeを引用させていただきます↓
まだ私が若手だった頃、少し上の先輩と共に、ベテランの先輩の結婚披露宴の余興を無茶振りされました。披露宴のほんの数日前に。先輩の中ではとっくに決まっていたのですが、こちらには伝わっていなくていきなり。
少し上の先輩と時間が合わせられなかったので、当日までにお互い考えようということで、私が思いついた案が「TRUE LOVE」を弾き語ろうというもの。
当日とりあえずエレクトリックアコースティックギターと歌詞を持って披露宴会場へ。少し上の先輩は結局ノーアイデアだったようで、
「この歌知ってますか?」から始まって、
「あーだいたい分かるかも」で、ハイ決定。
当日リハもできずにぶっつけ本番で勝負しました。ホテルにヴォーカル用とギター用のマイク、それから椅子のセッティング等を急遽準備してもらって。
我々も急なことだったんですが、ホテルスタッフも「お前ら急やなー、早く言えー」と思ったに違いありません。
ギター自体は、たまにひとりで弾いていたので、多少緊張しても何とかなる自信がありました。一応前夜にこの案を思いついた時に、ザックリおさらいはしておきました。
いや~、これがぶっつけ本番のわりには様になっていて、だいぶ準備や練習して披露した感じも出せて、普段「ありがとう」なんて絶対に言わない強面の先輩が感謝の言葉をくれました。結婚生活のスタートという大事なイベントで、親族や他の関係者の前でよくぶっつけ本番で攻めたなぁーと、当時の私のデンジャラスさに今となっては怖くなります。そして、少し上の先輩もカラオケでもない素人のギター伴奏で、いきなりよく歌えたなと思います。
私にとってはそんな思い出のラブソング。