LINEのサービス拡大戦略は合理的な戦略だと思う
Lineは、一時は、海外進出を積極的に進めたが、
結局、台湾やタイ等の一部の国でしか、大きなシェアをとれなかった。
これは、SNSがネットワーク外部性をもつので予測された事態。
最近は、LineショッピングやLinePayなどの、
補完サービスに注力している。
(ここで、「補完」と言っているのは、Lineのコミュニケーションツールとしての機能を補完するという意味ではなく、
コミュニケーションツールとしてのLineを基盤とするサービスという意味の「プラットフォーム理論」のテクニカルワードです。)
さらに、AIスピーカーにも注力することで、ラインの「ネットへの入口性(ネットサービスを使う場合に最初にアクセスする所)」を高めようとしている。
ひとつ一つの補完サービスが成功するかどうかは、ケースバイケースだろうが、
全体戦略としては合理的な戦略だと思う。
「LINEは海外進出よりも利用頻度を高めることを重視。国内の顧客基盤を生かし、対話アプリに様々なサービスを集約する戦略にカジを切っている。」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29783270U8A420C1EE9000/
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