スタートアップ日記03 -アナロジー思考の頭の動き

▼アナロジー思考とは、どんなことを指すのか

・ある事象を多面的に捉え、そこに関わる変数をなるだけ大きく拾い上げる(どんな前提で、どんな要素をもっていたからそうなったのか)
・上記を統合的に考えて因果関係を紡ぎ出す
・その際に、既知の同種の因果関係の構造の事象との照会を行って、適切な因果関係を見いだせる
・それを自社事業の前提に照らし合わせて、適切に変数を調整して施策として引き込める
・それが即座にできる

▼必要な能力
・マルチラテラル:発散力。事象を多面的に見る力、また、その事象の構造が他の事象でも共通していることを見つけてくる力
・メタ思考:抽象化・構造化力。物事を抽象化し、そこに含まれる因果関係(前提と、事象と、結果のつながり)を捉える力
・クリティカルシンキング:本質を捉える力。多面的に物事を見れた上で、最も因果関係への寄与が大きな変数を捉えられる力