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プロセスエコノミーを読んで介護福祉を考える。

「プロセス・エコノミー」

最近、Amazonランキング1位の本。
プロセス=手段や過程
エコノミー=経済
直訳すると、過程の経済。って意味です。
この本では、物語の価値って訳すとしっくりくるよに思います。サブタイトルにもあなたの物語が価値になるとあります。

【現代のプロセスエコノミー】
一億総情報発信時代になり情報スピードがマーケティングの精度も上がりきっている。完成物の価値だけでは、差別化が出来ない時代になりました。完成物自体の価値を高めるとともに、完成物が出来る過程や物語にも価値を求める時代になりました。
【例】
NiziU オーディションから見せる事で価値が上がる。
【例2】
パタゴニアの地球環境に対するミッションに共感。パタゴニアの企業の考えや物語、過程に参加する意味で洋服を購入する。
【物語の価値とは】
なぜやるのか「why」や企業理念が、重要でありそれが物語を作る

【出来る事】
我々の業界で出来る物語の価値を考えてみよう。


、、、介護事例研究発表だけでなく、事例研究発表するまでの物語を外部発信できないか?
介護職員研修育成するだけでなく、研修育成自体や育成過程や物語に価値をつけられないか?


【物語の発信ポイント】
そこに「なぜやるのか」「哲学」「こだわり」を表現する事で本当の価値になる。


【まとめ】
今後、様々な介護福祉サービスを作る際、その作る段階、過程から「なぜやるのか」「哲学」「こだわり」を明確にし、過程プロセスを発信する事で、過程プロセス自体が物語になり、価値になる。とっても勉強になる本でした。


参考文献「プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる」尾原 和啓

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