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DUNE -砂の惑星- (2021)

原題:Dune Part One
監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
鑑賞日:2021年10月24日
劇場:池袋グランドシネマサンシャイン(IMAX)

過去にリンチが映画化した、ホドロフスキーが頓挫した、くらいの情報しかなかったのだが、先々週に「007 -No Time To Die-」を鑑賞した際に観た予告がとても素晴らしく、是非観てみたいと思い鑑賞。ちなみに今回の予告でマトリックスの続編が流れて、びっくり仰天した。全く知らなかった。

グランドシネマサンシャイン自体も007で初めて訪れたのだが、鑑賞環境がとてもよかったので、この作品は是非この劇場で観てみたいなと思った。値段はとても高く、果たしてそれに見合うのかどうかはわからないが仕方ない。

アキラ、ナウシカ、ラピュタ、漂流教室、イムリといったマンガのいいとこどり(原作は1965年の作品なので、いずれの作品も原作の影響を受けていると思われる)というか、ストーリーも映像もとてもマンガ・ファンタジー的な内容で、結果的に大満足。映画館で観られて本当によかった。

果たしてポールのみる夢がどのように物語に関わっていくのかが本当に楽しみ。

まだ二作目の制作が決まっていないとのことだが、しっかりと「Part One」と書いてあったことに大きな期待を寄せる。何故か日本の方がアメリカよりも1週間早く公開されているようなので今後のアメリカ国内での人気度によって決まっていくのか、とっくに決まっているが、マーケティング的な何かでそのようにしているのかは不明だが、これは次作がないわけがない。と信じる。と思ったら本日のTwitterでシャラメがPart Twoの映像をツイート。制作決定か。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ(監督)

「メッセージ(原題:Arrival)」(2016)

この複雑な話をなんとか頭を回転させれば理解できる所にまで作り上げた手腕に感嘆とした作品。「ブレードランナー2049」(2017)の監督もしているらしいがこちらはあまり興味が湧かず未見。

ティモシー・シャラメ(ポール)

「君の名前で僕を呼んで(Call Me By Your Name)」
<ルカ・グァダニーノ>(2017)

ストーリーは正直自分はよくわからなかったが(特にタイトル)、映像が綺麗で好きだった映画。

「Hot Summer Nights」
<イライジャ・バイナム>(2017)

最後もうちょっと頑張って欲しかったなーという印象だったが、佳作という感じか。

「Lady Bird」
<グレタ・ガーウィグ>(2017)

大好きなシアーシャ・ローナンが出ている作品なので、それだけで100点満点。グレタ・ガーウィグは「20th Centruy Women」という名作には役者として出ており、ノア・バウムバックと事実婚だそうな。

「ストーリー・オブ・マイ・ライフ(Little Women」
<グレタ・ガーウィグ>(2019)

そして同じ監督主演コンビの若草物語も、原作を知らなかったからというのもあるのか、この年で一番好きな映画だった。

オスカー・アイザック(アトレイデス公爵)

「Star Wars Episode:7-9」
<JJ・エイブラムス他>(2015-2019)

ダメロンという名前でずっこけてしまったが、エピソード7は本当に面白かった!8,9は全然ダメでもうスターウォーズは卒業かもしれない。

スティーヴン・ヘンダーソン(スフィル)

「Machester By The Sea」
<ケネス・ロガーナン>(2016)

こんなに特徴的な人なのに、この映画に出ていることを覚えていなかった。とても良い作品だったのでまた観てみようと思う。

ジョシュ・ブローリン(ガーニー)

「Planet Terror」
<ロバート・ロドリゲス>(2007)

実はグーニーズのマイキーのお兄ちゃんでデビューらしいが、強烈なインパクトを残したのはこの作品。

「Oldboy」
<スパイク・リー>(2013)

韓国映画のオールドボーイをスパイク・リーがリメイクした版では、彼が主演だった。ゴリラ的な力強さで圧巻。ただオリジナルのが全然良い。

「Guardins of Galaxy」
<ジェームズ・ガン>(2014)

生涯ベストSFはきっとこの作品になるに違いない。サノスはフルCGだとばかり思ってたが彼が演じていたらしい。マーヴェルファンではないので、その他の作品に出ているのは未見。

ジェイソン・モモア(ダンカン)

「Game of Thrones」
(2011-2019)

ドロゴ役。早々に死んでしまったがなかなかのインパクトを残していた。悪役に近い存在だったが、今作では完全に善人でこれはこれでよく似合う。この作品は最終シーズンに文句を言う人が多いが、個人的には大満足で完了できた。

デイヴ・バウティスタ(グロッス)

「Guardins of Galaxy」
<ジェームズ・ガン>(2014)

ドラックスも出ていた。Part1の超強いはずのキャラだったのにそうでもない感じになってしまってたので、Part2でアホキャラになっていたのは英断だったと思う。

デヴィット・ダストマルチャン(パイター)

「The Dark Knight」
<クリストファー・ノーラン>(2008)

とても変わった顔をしているので、チョイ役だが強烈に覚えていた。

「Suicide Squad」
<ジェームズ・ガン>(2021)

超駄作のあっちではなく、"極悪党集結"版に出ている、あの気味の悪いポルカドットマン。どこかで見た顔なんだよなーと思っていたが、まさにダークナイトだった。こっちは、「流石ジェームズ・ガン!」と喝采を浴びせたいほどの名作だった。

ゼンデイヤ(チャニ)

「Spider-Man : Far From Home」
<ジョン・ワッツ>(2017)

MJ。個性的な顔をしているなと思ってたが、今作でもその顔を生かした役回り。ヒロイン。

ハビエル・バムデル(スティルガー)

「No Country for Old Men」
<コーエン兄弟>(2007)

泣く子も黙るアントン・シガーも出演。アントン・シガーは今世紀最大級の映画キャラクターであると思っている。

「007 Skyfall」
<サム・メンデス>(2012)

シルヴァも出演。怪演と呼ぶにふさわしい役で、Mを殺害した功績(?)はダニエル版ボンド作品の中でもとてもとても大きい。カジノ・ロワイヤルの金玉の拷問は、マッツ・ミケルセンが行うのが妥当であるが、次点はシルヴァだと思う。







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