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マステで彩る、シンプルだけじゃない生活

シンプルな生活に憧れていた。

モノトーンな洋服、整った本棚、余白のある空間。
部屋がきれいだったら、それだけで穏やかな気持ちでいられる気がする。  

いっぽ街に踏み出せば、モノや広告があふれていて。スマホを開くと、魅力的な写真やことばが目に飛び込んでくる。  

だから、部屋のなかぐらいはスッキリさせておきたかった。

気づいたら増えてしまう要らないモノを捨て、勢いにまかせた衝動買いはしない。そうすれば理想の生活に近づくはずで、実際たしかにそうなった。

ただ惜しいのは、ときめきと癒しが減ってしまったこと。

必要なモノはちょうどいい量になり、憧れていたシンプルな暮らしには近づいたから。こんどは生活に彩りを添えるなにかを求めるようになった。


* * *

そんな私のこころをギュッと掴んだのは、台湾で編集長をしているヨーコさんのツイートでした。

天使みたいなヨーコさんに誘(いざな)われ出会った、Pinkoiと海外のマステ。

日本にいながら知った海外のすてきなデザインとマステは、想像をこえて私の生活をカラフルに彩ってくれました。


台湾発な海外デザイナーのオンラインマーケットを運営している「Pinkoi(ピンコイ)」

アジア最大級のデザイナーズマーケット、Pinkoi

世界中のデザイナーからオリジナル商品が出品されていて、私たちの毎日に、ちいさな素敵を届けてくれます。

バッグに靴、アクセサリーやインテリア、ファッションから文房具まで。

自分の暮らしに取りいれ楽しむのはもちろん、大切なひとへのプレゼントにもぴったりなモノが見つかりそうです。

特に私がこころ惹かれたのは、商品カテゴリに「スタイル」があること。

可愛いとかシンプルとか、レトロ・ナチュラル・エスニックとか。

具体的に欲しいモノがなくても、「こういう雰囲気なのが欲しい」というときに覗いてみたら、ばったりお気に入りなモノと出会えるかもしれません。


そして今月の特集は、海外マスキングテープまつり!

編集部の一押しブランドがずらりと並ぶだけでなく、マスキングテープの楽しみ方が書いてあるのもうれしいところ。

私がPinkoiから無料のキャンペーンでもらったのは、台湾のデザイナーが集結したグループ「OURS 森の友達」のマスキングテープです。

透明感がある日本和紙を使った「北欧四季」、マカロンやフルーツの断面がかわいい「スウィートトッピング」、枝葉のあいだを果実がまじわる「ブルーベリー」。

さっそくこんな風に使ってみました。

落としてヒビの入ってしまったiPadにぴたっと貼れば、割れてしまった部分がブルーベリーの枝のようになり、まるで金継ぎのような仕上がりに。

世界にひとつだけのiPadができあがりました。

他にもPinkoiの記事、「お悩み別!マスキングテープを使った簡単デスクアレンジ方法7つ」を参考に、パソコンに貼ってみたり、無印のノートを彩ってみたり。


変わる気分にあわせて、生活を編集してみる

桜林 直子さんが「編集者、最強なのでは?という仮説」というnoteのなかで、「編集」は「集める、削る、並べかえる、補足する」ことで、

「編集者」に必要なのはまず「好奇心」と「想像力

と、書いていました。

今回Pinkoiのマステを生活に取り入れてみて思ったのは、職業としての編集者だけでなく、だれもが自分の生活の編集者であるということ。

たとえば、新生活が始まってひとり暮らしを始めたら。生活に必要なものを揃え、暮らしていくなかで出てきたゴミを捨て、部屋を整理してから、雑貨を買い足してみる。

そして気がついたらモノが増えていて…という流れがありそうです。

この流れのなかで、一つひとつの選択に好奇心をもち、想像力を膨らませてみる。なにが必要か、自分にとって譲れないものはなにか、どうまとめたら心地よいか、どんな工夫をしたらときめくか。

そうすることで、日々の暮らしはいまより少し豊かになると思うのです。


個性あふれるPinkoiのマステは、私の生活に小さなときめきと潤いを与えてくれました。

東急ハンズではなくLoftでもなく、好奇心をもってヨーコさんに声をかけて頂いた台湾のマステ。わくわくする想像力を膨らませてした選択は、いつもより深くあざやかな思い出となる。

そんな風にモノとの関係に思いを馳せる、マステとの出会いでした。


ヨーコさん、素敵なきっかけをありがとうございました。

【Pinkoi】
HP:https://jp.pinkoi.com/


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