お酒って必要?
断言しよう。
必要であると。
これから書くことは、酒好きが何か言ってるなくらいに聞き流してほしい。
酔いながら書くものなんてロクなものがないのだから。
ただ、お酒の力を借りるというのは時に絶大な効力を発揮するのである。
例えば
「行きたかった場所に勢いで行ける」や
「好きなあの人に思い切って告白できる」など
普段の自分が面倒くさいや怖いなどの理由をつけて避けていた事ができるようになるのだ。
もちろん、この中には「本当はしてはいけない」ことも含まれているかもしれない。
しかし、ここで忘れないでほしいのは
「飲酒は20歳から」ということである。
つまり、大人な私たちは酒の失敗をしたとしても、反省して次に進めば良いのだ。
無論、酒に任せて犯罪行為をするような人は飲酒してはいけない。
あくまでここで話すのは、「めんどくさがっていた自分にエンジンをかけることができる」存在は酒だということだ。
また、「犯罪こそしないがハチャメチャに酒癖が悪い」という人もいるだろう。
そういう人は是非とも1人で酒を楽しんでほしい。
迷惑をかけるなとまでは言い切らない。
人は生きてるだけで迷惑な存在だと思うから。
迷惑は互いにかけるものだと理解した上で他者とどう接していくかが、社会で生きる中で必要な事だと思う。
それをわからせてくれるのもまた酒だしね。
「自分ってこんな一面があるんだ」とか
「結構アクティブだしお喋りだな」というのは
酒を飲んでわかったことだ。
これまでの私は、自分のことを「面倒くさがりでインドアで1人が好き」と思っていた。
だが、それは少し合っていて少し違っていた。
本当は「1人も好きだがそれ以上に誰かと何かについて語るのが好き。面倒くさがりだけど、思い立ったら即行動できる」人間なのだ。
これは酒と無縁の人生を送っていたら知らなかった事かもしれない。
私は新たな自分に気づけて良かったなと思う。
シラフのときも「酒飲んでたらできるんだから、シラフでもできるんじゃね?」と色々挑戦するようになってきたし
お酒を知って色々な人の一面を知って、また酒自体の知識も増えて、グルメが加速して料理も楽しくなって
なんだか自分の世界が広がったのだ。
だから私にとってお酒はこれからもずっと付き合っていく存在なのだと感じた。
用法容量を守れば、お酒はとても楽しいものだから。
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