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宝塚を1ミリも知らないオタクが沼から抜けられなくなった狂乱の物語

こんにちは、こんばんは。
ご覧いただきありがとうございます。

タイトルの通りです。

自分の記録用に、ここまでの出来事を書き残しておこうと思います。
思ったよりも長くなってしまいました。

遡ること、4月。
義理家族側の仕事の関係で、宝塚の招待券をもらえるから、行く?と。

その時の私の中の宝塚のイメージは、
ベルバラ!ファンの人たちがすごい!貴族!!キラキラ!!!とにかくキラキラ!でした。

こんな何も知らないオタクがそんな世界に行って大丈夫??
普段、ウルトラマンやプリキュアショーに通うオタクが行って平気…???
という葛藤もありつつ、せっかくなら行ってみたい!!
何事も経験だぁ!と思い、招待券を握りしめ
観劇の当日を迎えました。
(前日、会社で、明日宝塚行ってくるね〜なんてすごい軽いノリだったなぁ)

あ!今日見るやつだ!
この後起きる事を何も知らず浮かれて写真を撮っていました
宝塚って、5つも組あるんだ〜へ〜!

貸切公演だったため、周りには明らかにお付き合いで来ただろうご年配の方が多く、完全におのぼりさんの私もソワソワしながらも無事席に着くことが出来ました。
席は、17-31。
センターブロックの通路席。
全体がよく見えるし、割と近いぞ…!
ドキドキがどんどん高まり、そして幕が開きました。

ココナッツグルーヴのキラキラした始まりから、
身体中に電撃が駆け巡り、もう開いた方が塞がらない私。

まってまってまって、主人公の人かっこよすぎない??
闘牛の人、男性……????え…?男性だよね…?
検閲するって言ってる人は敵よね…?ヴィラン大好き最高…!!!!!
ヒロインの方の歌声美しすぎる…!
芯のある強い方だ…カッコイイし綺麗だし美しい…!

1時間半が秒で過ぎていき、
幕間には完全に疲れ切っていました。
目の前に起きていた事はなんだ。
今私は何を見たんだ……。

幕間に、物販がある事を知り、そこで二発目の衝撃を喰らうことになるのです。

パンフレット千円…??正気…?
ポスターも売ってるの…?!?!?!?!
まってまってまって、写真が一人ずつ並んでる…だと…?????
銀袋なくていいんですか?!(一応子供向けジャンルのはずの)ウルトラマンですら、ポスカとかアクキーとか全部ブラインドやぞ!!!
こんなん買うしかないじゃない!!!!!
 
と、謎の使命感に駆られ、気がついたらしっかりとグッズとブロマイドをたくさん抱えてレジに並んでいました。

そして、第二幕へ

あーーーーー、検閲の人は
自分の正義を信じていたんだきっと。
ジャグラスジャグラーみたいな人だわ。根はきっと悪い人じゃなかったんだろうな…こりゃ好きになるわ…死んじゃったけど…
闘牛の人と、主人公さん、クロスタッチした…!!!!!!
えっっっ宝塚にもクロスタッチの文化あるんですか?!ありがとうございますありがとうございます…うぅ…
もう物語が完結して、完全にパンクしかけているのに、最後のフィナーレで完全にトドメを刺されました。
ハットを指でなぞるなんてそんなの知りませんなにそれ……!!!!
全員でマントバサバサなんてダメだよぉぉそんなの…私マントが癖なんだってば……
あれっっっこのキラッキラに笑ってるのさっきの敵の人…?!?!?嘘じゃん!!!!!

主人公の方かっこいいよぅ…
闘牛の人も、敵の人も、ヒロインさんも
みんなみんな素敵だ…カッコいい…かっこよすぎる……もうダメだ…
私のライフはもうゼロよ……

完全に魂が抜けていました。

最後に、真風さんのご挨拶があり優雅にお手を振ってくださる姿を見て終演。

これはとんでもないものを見てしまった。
私はすごい世界を知ってしまった。

帰り道、買ったパンフレットを隅から隅まで読み、みなさんのお名前を知り
光の速さで
『宝塚』『宙組』について調べまくりましたね。
もう、ステージのことが忘れられず。
皆さんのお姿が頭から離れず、胸を締め付けられるように苦しい気持ち。
この感じ、知ってるんだよなぁ、沼にドボンしちゃった時の感覚なんだよなぁ…w
オタクの自分とは付き合いが長いので、チョロQ並みにチョロいのはわかっていたつもりでしたが
まさか、一回の公演でこんなにハマってしまうとは
3時間前の私は到底知る由もありませんでした。

買ってきたグッズを写真に撮って友達に送ったところ、一回で落ちる深度深過ぎない?!
って笑われました。
自分でもそう思います。
カスタマイズCDも買い、2曲をエンドレスでリピートです。

その日を境に、私の世界は180度変わってしまったというわけです。

宝塚とはなんなのか、自分は何組を見るのか
それすらも知らなかったオタクが
たまたまもらったチケットを引き金に、さまざまな人に出会う狂乱の物語……!

本当に長くなってしまったので
続きはまた別に書きます。

ここまで読んで下さった方いらっしゃるのでしょうか…!
感謝申し上げます。

たま

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