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問題解決に役立つ5W1H分析の使い方と具体例
新入社員のみなさん、こんにちは。入社して早々、思わぬ壁にぶつかることがあり、"なんで自分だけうまくいかないの?"と思う日もあるかもしれませんね。でも、安心してください。その壁を乗り越える道具として、古代の賢者たちも活用していた5W1H分析があるのです。シンプルでありながらも、複雑な問題を解きほぐす力を持っています。これを使いこなせば、まるで魔法のように、見えなかった道が開けることでしょう。それでは、その秘密の扉を一緒に開けてみましょう。
5W1Hとは何か?
5W1Hとは、「Who(誰が)」「What(何を)」「When(いつ)」「Where(どこで)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」の頭文字をとった言葉で、問題解析や情報整理のための基本的なフレームワークです。これらの観点を用いることで、あなたが抱える問題や課題を多角的に見ることができ、状況の理解が深まります。
5W1H分析の具体的な手順
具体的な5W1H分析の手順を詳しく見ていきましょう。まず、抱えている問題に対して5W1Hの各要素を問いかけ、それぞれの答えを紙やPC上に具体的に記録します。この時、1つの要素につき複数の答えがある場合もありますが、それは問題の多面性を示しているだけ。全てを見落とさずに記録することが大切です。
具体例を通じた5W1H分析の使い方
では、具体的な例を使って5W1H分析をどのように活用するか見ていきましょう。仮に、あなたが業務中にミスをしたとします。その原因を突き止めるために以下のように5W1Hを使って分析を行います。
Who(誰が):誰のミスなのか?
What(何を):具体的に何がミスしたのか?
When(いつ):いつミスが起きたのか?
Where(どこで):どの作業場所や場面でミスが生じたのか?
Why(なぜ):そのミスが起きた理由は何なのか?
How(どのように):そのミスがどのように発生したのか?
このように具体的に分析することで、問題の原因を明確にすることができます。
5W1H分析の活用事例
また、5W1Hは業務の改善だけでなく、プロジェクトの立ち上げや業務の進行管理にも活用できます。例えば新規プロジェクトを立ち上げる際に、プロジェクトの全体像を明確にするために5W1Hを用いてみましょう。具体的には、プロジェクトの目的(What)、プロジェクトのメンバー(Who)、スケジュール(When)、場所(Where)、目的達成のための方法(How)、そしてそのプロジェクトが必要な理由(Why)を考えることで、プロジェクトを成功に導くための大枠を作り出すことができます。
5W1H分析のメリット
そして、5W1H分析には以下のようなメリットがあります。
問題を多角的に捉えられる
問題解決の方向性を明確にできる
チーム全体の理解を深める
まとめ
新入社員の皆さん、情報が多くてどこから手をつけていいのかわからない時、複雑な課題に直面した時、是非とも5W1H分析を思い出して活用してみてください。この手法を使うことで、問題解決の道筋が見えてくるはずです。それでは、新たな挑戦に臆することなく、自分の力を信じて進んでいきましょう!
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筆者:TMGarage@人生中毒な社会人
新卒で入った会社で全く仕事ができず、上司からは毎日怒られ、『社内で最も仕事ができない人間』というレッテルを貼られていた。
「僕は仕事をしてはいけない人間なのかもしれない」そう考え、会社のトイレで一人、声を殺しながら泣くような日々、何度も何度も会社を辞めようと思った日々、そんな中、ある出来事がきっかけで仕事に対する考え方が一変し、キャリアが劇的に変わった。 そんな実体験をもとにした『仕事に対する考え方』を紹介するnote。
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