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挑戦すると、人の挑戦を面白がれる

「新潟の酒蔵で修行してみたいんだよね」

先日旦那さんから急に発された言葉である。

私は今ひとりでニュージーランドに来ているので、ときどき日本にいる旦那さんと電話をする。この間もいつものように話していたら、日本酒の話になった。

家には日本酒専用の冷蔵庫がある。定期的に仕入れ(と旦那さんは言う)に行くので、ストックは常時15本ほど。わざわざお店に行かずとも、おいしい日本酒がいつでも飲める。

そんな日本酒大好きな旦那さんは、今度利酒師の資格を取る予定だそうだ。それで色々調べていたら、大好きな新潟の酒造の求人を見つけてしまったらしい。

それを言われた瞬間、「そんなん面白いやん」と思ってしまった自分がいた。

今は静岡に住んでいるから引っ越ししなきゃいけないとか、帰国後の自分の仕事はどうしようとか、子供を産むのはいつになるかとか、色々考えることはあるけれど。



私も結婚後にこうして海外に来ている。行きたいと言ったとき、旦那さんは全くマイナスな反応なく面白がってくれた記憶がある。

だからと言う訳ではないけれど、旦那さんも遠慮せずにやりたいことを伝えてくれたのが嬉しかった。

そしてそれを面白がれたのは、自分が挑戦していたからなのかなとも思った。

挑戦には地道な準備や努力が必要で、でも意外と何とかなることもあるって分かった。そして今自分がある程度不満なく生活できているからか、人の挑戦に嫉妬することも減った気がしている。

「できるか分からないこと」をやるとき、意外と最初のハードルは周囲の反対だったりする。それを気にせず突っ走れる人はいいけれど、身近な人の声って案外無視できないものじゃないですか。

だから私は、挑戦しようとしてる周りの人に「いいね!」「面白いね!」って言える自分でありたい。

そのために自分も新しいことを学び続けたいなと改めて思っています。

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