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現地の言葉で話すということ

タイのチェンマイというところに来て10日が経った。

外食しても、一食50~100バーツ(200~400円)くらいで済む。キッチンがない宿に泊まっているので昼夜外で食べるかテイクアウトしている。

最初はおっかなびっくり注文していたが、大体の店で英語が通じる。英語を勉強しに来たし、実際に使えてありがたいなと思っていた。

今日の夜も外でごはんを食べた。会計を済ませた後、店員さんに「コップンカー」(タイ語で「ありがとうございます」)と言われた。つられて「コップンカー」と返したら、いつもちょっと無愛想な店員さんがにこっとしてくれたのだ。

英語で通じていたけれど、こちらが母国語じゃないのと同じで、店員さんにとっても母国語じゃないんだよな、なんて今さら思った。

自分が使っている言語で話してくれるのって意外とうれしいものなのかもしれない。だって、日本で海外の方に「アリガトウゴザイマス」って言われたらにこっとしちゃうもの。


これってたぶん言語に限った話じゃなくて。

自分が好きだと言った音楽を友達が聞いてくれてた、なんてのもすごくうれしい。

自分のフィールドに来ようとしてくれてる感じだろうか。分からなくても、やってみてくれるっていうのがうれしいのだと思う。

もちろん趣味に関しては難しいところもあるから、無理にやる必要はないのだけど。相手のフィールドに行ってみることによって、その人と近づけることもあるのかなと思う。

そんな私は先日、サウナ好きの旦那さんに「あんま興味はないかもしれないけど、一緒に屋外のサウナに行ってみたい」と誘ってもらったにも関わらず、気が乗らない素振りを見せてしまったのを反省しています(笑)

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