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【2023】星野源がたり

幼少期にほとんどエンタメに触れてこなかった私が、初めて好きになった芸能人が星野源さんでした。

多くの人と同じく、2015年の紅白歌合戦で彼を知ってからはや8年。普段は周りに話すこともなく細々と活動を追い続けていますが、年末になると感謝の気持ちが一気に込み上げてくるため、文章にしたためることにしました。

星野源さんに対する感情としては、「信頼」という言葉が今のところしっくりきています。

まずは、この人はずっと面白いことをやり続けてくれるんだという信頼。新しい曲や番組、ラジオの企画が出るたびに感じていることです。これ、源さんの軸や主観のもと作られているのがいいんですよね。もちろん視聴者やファンにどう届くかめちゃくちゃ考えられているのは前提なんですけど、私がそれを面白いと感じられているのは結果論な感じがするというか。本人の面白いと感じる基準がしっかりあって、それが変化していくのも楽しいんです。

そして、言葉に対する信頼。もしかしたらファンであり続ける一番の理由はこれかもしれない。借り物じゃない、自分の中から出した言葉を使っているのにニュートラル。自分の言葉を届けるために、周りを否定したり牽制する感じがない。ただまっすぐ伝わってくるんです。自分の思っていることを話すときって、何か別のものと対比させて自分を正当化しちゃいがちだけど(自戒)、それをせずに自分の言葉を届けられるようになりたいなと源さんの言葉を聞くたびに思います。

周りや自分すらも信じられない日々の中で、源さんの作品や言葉がまじで生きる糧になっています。苦しかった今年は特に、そう感じることがたくさんありました。

今年も紅白で見れてうれしい。出番までに書き終えられてよかった。

よいお年を。

⚫紅白追記
ストリングスが入った「生命体」よかった…!音源はもちろん、パフォーマンスを見るとよりぐっと来る曲だなあ。生きれる。

オープニングで好きに踊っている姿や、アミューズ+寺尾さんでわちゃわちゃしている姿もハイライト。

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