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卒業1ヶ月前に内定をもらった就活生の話

こんにちは。しいです。

4月から社会人になりました、ぴちぴちの新卒です。

(この辺の下書きは5月ぐらいに書いていたので、マジでぴちぴちでしたが、いまはもう半年近くたったのでぴちぴち度は低下しました)

この度、晴れて東北の田んぼしかないところから都民になりました。

まあ、コロナのせいで、ほぼ家と会社の往復なので自分が東京に住んでいる実感は全くありません。。

さて、前回の記事(…といっても一年前ぐらい)で就活時のことを一回だけ書きました。

特に多くの人に見てもらいたい気持ちで書いたのではなかったので、30人以上の方にいいねをもらえてビビりました・・・・

21卒の仲間たち、本当によく頑張ったよね・・・

いま考えても就活期はきつかったですし、もう二度とやりたくないです。

そんな私、なんと2月末に志望業界の会社の内定を滑り込みでいただきました!!!!!!!!!!!!!

身バレしそうですが、教職課程をとっていたので、内定がなくても仕事はある状況でずっと就活をしていました。

それでも志望業界への思いを捨てきれず、1月にみた今の会社の新卒採用の記事を見て応募しました。。。

今回は、「就活長すぎ、しんどい」「なんでこんなにうまく行かないんだろう」「みんな決まってるのに私だけ…」と思っているすべての就活生を励ましたくて、書き始めました。

こんな21卒もいたんだな、と思って納得内定目指して頑張ってください!!


1.教職について

前述の通り、教職課程を受講していました。

4年生は就活をしながら、教育実習に行きながら、卒論を書きながら・・・という生活でした。

教育実習は最強に楽しかったです。たぶん指導教員との相性がよかったのですが、生徒も可愛くてたった2週間でも成長を感じられて、教員もいいなあと思うようになったぐらい、楽しかったしやりがいを感じました。

指導教員の先生は、仕事が終わったらすぐに帰る、早く帰るために早く仕事を終わらせる、という先生でした。私の指導案も鬼の速さで赤入れしてくれました。

先生から指導案が返ってこなくて研究授業の準備ができない・・・と嘆いていた友達もいたので、指導教員によるなと。

この仕事の速さと優先順位のつけ方はどの仕事でも仕事できるひとなんだろうな~と勝手に妄想していました。

こんないい思いをしたのになぜ、教員にならなかったのか、と聞かれたら「そもそも新卒で教員になるつもりはなかった」が答えです。

どうしてもいままで自分が教わる側だった教育の世界に、教える側に一瞬で変身する自分が想像できなかったし、教えられるほどの経験も知識もないと思っていました。

でも教員という仕事に敬意があります。というか、自分が教員なんて恐れ多い…という気持ちです。

もっと人に教えられるように、背中でなにかを語れるようになってから教員になりたいか、また考えようと思います。

もしかしたら、30歳で急に転身するかもしれないし。人生なにあるか分からないけど、教員はあこがれの仕事の一つのままです。

…とここまでは今年の5月に書いた下書きで、9月になったいまは数年後に教員に転身したいなとガチで考え始めています。

教育に対する気持ちとか、子供への関心が教職課程のときから全く薄れずにいますし、塾講師の手伝いを2日間ほどしたときにまた教える面白さがよみがえってきました。今の仕事は志望業界でとても楽しいので、ゆっくり考えていこうと思っています。

2.就活12月

このように、教員に対して私はネガティブイメージもなかったので、もともとあった自分の知識不足ぐらいが教員になることへのネックでした。

あと心のどこかでいまは教員になるタイミングじゃないって思っていました。なんなんでしょうね、この内なる声って。

教育実習が秋にあり、秋前に1社内定もらいましたが、志望業界でなかったので、教育実習終わってからまた考えようと思っていました。

教育実習は本当に楽しかったので、終了直後は教員になろう!と思いましたが、やっぱりなにかしっくりこないし、不安ばかりでした。

12月、一念発起してもう一度就活を始めました。内定もらってた会社に入るよりは教員がよかったので、内定は蹴りました。

「内定とれなかったら教員になろう」と考えてながら、就活をしました。

されど、12月。卒業まであと3か月という状況は厳しかったです。

面接受けても明らかによろしくない会社ばかりでした。面接官の対応が悪かったり、情報があまり開示されてなかったり、会社として信用できない会社を受けました。

3.就活1月

事業内容もよくわからないベンチャーがたくさんあったので受け始めました。

うーん、違うんだよな。でもこの時期にわがまま言ってるこちらがだめなのか?と思いながら、12月から1月上旬で10社は受けました。

時間の無駄な気がし始めて、教員になるために日本史の勉強をし始めました。高校で世界史をとっていたので、日本史は全然だからやっておかなきゃ~と思って始めました。

と、メールを見ると、志望業界の21卒募集開始の文字が。

この時期に追加採用ではなく募集開始???と思いましたが、見る限り最近受け続けた企業よりちゃんとした会社なので、書類を送りました。

4.一次面接

1次面接はzoomでやりました。

私ともう一人いたのですが、その人がいわゆる就活無双のようなひとでした。「海外インターンで売り上げをこうやってあげて…」とか言っていて、「なぜおまえが今ここに・・・」という気分になりましたね。

もうエピソード負けしたし、やれることはやったけどもう終わりだ~と思っていたら、通りました。びっくり。

おまけに2次面接も「一次とウェブテストの結果からスキップでいい」と言われて、何が起こっているのか分からず最終面接が決まりました。これはキテる?と思っていました(小声)

この辺から「企業とは結局相性」が本当な気がしてきましたし、本当でした。

5.最終面接

最終面接は、対面で行われました。

緊張しすぎて当日のことはあまり覚えていませんが、いまだかつてないぐらい準備しました。

たぶんこのぐらいの準備がこれまでも必要だったんだなと。

志望動機、御社の理念は暗記しているのはもちろんのこと、クライアント企業の理念も商品もできる限り覚えました。さらっと言いましたが、広告代理店なのでクライアント理解は必須です。

面接には役員のおじ様方がずらっと並び、かなり重い空気が漂っていましたが、持ち前の明るさ(偽)を出そうと思い、新卒らしく笑顔で戦いました。2回ぐらい冗談をはさみましたが、笑ってくださってとてもいい空気で過ごせました。


面接後、エージェント経由の応募だったので、面接練習を何度も対応して下さり支えてくださった方に電話しました。

この方は私の担当というより、この企業の担当だったので、ほかの就活生のお話も聞いていたようでした。

私が「とても話しやすかったです!」と連絡したら「えっ!?!!!??」とあり得ないぐらい驚かれました。

いつも冷静な人だったので、本当に驚いているのがよくわかりました・・・。他の就活生はかなり重い雰囲気で話しにくかったと言っていた用です。

14時ごろに面接を受けて、なんと17時には内定の連絡をいただきました。

6.最終面接直前の悲劇

実はこの最終面接の直前、東北は大地震が来ました。

私が当初予定していた日はこの地震の2日後で、新幹線が止まってしまい、日にちをずらしてもらいました。

延期すると内定者が決まっているところに面接しにいくことになる、と思っていたのですが、杞憂でした・・・・。私一人の内定でした・・・。

7.わかったこと

これだけは絶対にある、と思ったのは相性です。

入社して半年たちましたが、この会社にあってないと思うことは一度もなく、むしろこんなに居心地がいいことあるか…?と思うぐらいです。

1次のときにいた就活無双の子は絶対に弊社には合わない存在でした。

いま就活している方、自分を適度にさらけ出しながら頑張ってほしいです。

あと、笑顔は本当に大切です。どうしても緊張してしまうのは私もそうでしたし、よく理解できます。

でも今までの後輩を考えても、笑顔で吸収力のある人は信頼できたなぁとそんな普通のことも就活中は忘れていました。

こんな基本的な視点も忘れてしまう就活、本当に恐ろしいものです・・・


8.最後に

2月に勝ち取った企業で、毎日楽しくやりがいをもって過ごせています!!内定の時期なんか関係ないです。

焦るし、やめたくなる気持ちも本当に分かります。

でも余裕があったら本当に納得して終活できることをお祈りしています。

頑張れ!!!!!!!22卒と23卒!!!!!!!


(最後薄すぎ・・・・)

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