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在宅勤務は保育園も助かる

こんにちは。

さて、先日、「不適切保育はなぜ起こるか」という本を読みました。不適切保育の背景には、園の理念、保育士の資質不足、余裕がない保育体制、子どもの特性など様々あり、その他保育園に関する法制度や自治体の支援が不十分な点も指摘されており、子どもを保育園に通わせる保護者として、また、私自身は保育の関連部署にいるわけではありませんが行政機関に勤める者としても、学びや気づきが多い内容でした。

この本の中で、「在宅勤務」に関する記述があり、働き方、働かせ方に関心のある私のアンテナに引っかかったので、自分の体験も含め、共有します。

在宅勤務は保育も助ける。保護者は通勤時間がなくなった分、早くお迎えに行くことができる。

もちろん、医療職など交代制勤務が必須の職業のために、夜間保育などのニーズに保育園が応えることは今後も求められていくだろう。しかし、昼間労働者の保育利用があと少し短くなり、父親も早く帰ってお迎えを分担するようになれば、全体の保育時間がコンパクトになり、ローテーションによる保育士の負担を減らすことができるのではないだろうか。それは、保育の質の向上も助けるはずである。

「不適切保育はなぜ起こるか」より引用

うちの子どもが通っている保育園も、いつも保育士さんを募集しているし、朝の預かりは他のクラスと合同だし、やっぱり人手が足りないんだなと思ってます。

朝子どもを送っていくと、3歳クラスの教室に5歳児クラスの子たちがたくさんいて、なんだか部屋が狭く感じるほど。そんな中、保育士さんたちは3歳クラスの子どもの面倒(カバンから着替えや水筒を出したり、手を洗ったりの仕度も手伝いがいる)も見ながら、次々登園してくる子どもたちの体温を測り、保護者と会話をし、教室内の子どもたちに目を配るって本当に神経使うだろうなと思います。

在宅勤務のメリットを過去記事にも書きましたが、在宅勤務で通勤時間が浮く分、朝ゆっくり又は夕方のお迎えを少しでも早められば、保育士さんも助かり、子どもたちの安全にもつながる。自分のやっていることが社会のためになっている(大げさ?)と思うと自己肯定感も上がるってもんです。

保育士さんの人手不足の問題は、保育園や行政が解決すべきと、サービスを受給する側が傍観していても実際はなかなかスピード感のある解決は難しいですよね。自分ができることが意外と社会のためになってるんだという気付きがありました。

ではまた。