わたしがメイクを伝えたい理由

11歳の時、
雑誌に載ってる女性の眉毛が
もれなく全員キレイなことに
気がついた。





わたしと全然違う、・・・なんで?!





お母さんに眉毛を整える
キットを買ってもらって、
やってみたけど
めちゃめちゃ下手で、笑
友達にバレないように
ずっと目線を合わせないように
うつむいてたのを覚えてる。笑


その後メイクっていう仕事が
あるらしいことを知って
いつかそういう勉強をしたい
って思ったのが始まり✨





高校卒業したらメイクスクールに
行こうと思ってたけど
勉強が楽しくなったもんで
大学に行かせてもらって、


でもメイクも勉強したいから
ダブルスクールで行けるところ
を探して、


大学1年の12月
19歳になった頃、
メイクを学びはじめた。






そのスクールはマンツーマン
で教えてくれて、


3級から1級へ上がるごとに
教えてもらえることも難易度
が増して


限られた時間の中で
可能な限り技術を盗みたくて、
先生の真似して、実践して、
真似して、実践して


そしたら
割と早く1級まで到達できて
そこからめきめき頭角を
表した。笑





年1回のショーでは
なぜかライオンを作りたくなって
ライオンを研究して、笑
友達にライオンになってもらったら
賞をもらって





パリ研修の時は
現地校のお題に沿って作品を
楽しんで作ったら
一番の評価をもらって





スクール主催のメイクバトル
というのがあった時は、
(プロアマ含め約50人参加
してたかな)


一戦ごとにお題が出て
メイクモデルさんも毎回
シャッフルされて、
評価が高い人が残っていく
勝ち抜きバトルなんやけど


なぜかどんどん勝ち抜いて、


決勝戦のお題は
「10分で真っ赤な口紅を使った
フルメイク」


という結構難しいやつで、





この10分間はとても不思議で、
とにかく集中力が極限まで高まって
いて
まるで時間が止まったかのような
自分の思い描いてる通りに
できる!見える!
そんな研ぎ澄まされた感覚だった。
これがきっと ゾーン に入った
と言うんだろうね。


この時は、優勝した。





今まで積み重ねてきたものが
形になった、
そう思えた瞬間だった。





その後もっとショーメイクを学び
たくなって、


東京で有名なタレントさんの
専属メイクしてたり
パリコレ経験してたり
東京ガールズコレクションの
ヘアメイクを統括するような
トップアーティストの方達から
直に学べる機会があって、


週1回東京へ
大阪から1年ぐらい通った。





お給料は交通費で飛んでっちゃう
けど、
新幹線のポイントで
たまーにグリーン車乗ってみたり
たまーにお洒落なホテルに
泊まって帰ったりして
楽しんでたな〜♡





ショーメイクというと派手な
イメージやけど、
ショーメイクこそ基礎が大事で、


ここで顔の分析を深く学んで、
色が与える効果や
形が持つイメージの捉え方
質感、光の入れ方
見せ方、表現するために
知っておくべき技術を習得した。





実際、東京ガールズコレクションや
シャネルのショーのバックステージ
に入らせてもらったりもした。


華やかな表舞台とは裏腹に
舞台裏は緊張感でいっぱい。





あ〜素敵な世界やな〜と
思いつつ、
この世界、技術教わる代わりに
お金はもらえないので、
しかもわたしがやりたいような
仕事は東京に出るしかなくて


どうやって生活してくの?
この世界で食べてけるの?


ってハードルを超えることが
当時はできなくて、
すごく中途半端な感じで
終わってしまった
わたしのメイク人生。





でもやっぱりメイクすると
テンション上がったり、


街ですれ違う人全員もっと
キレイになるのにな〜って
ずっと思ってて、笑


この知識ってきっと何か
役立つよな〜って思ったから
今こうやってメイクのやり方を
伝えてる✨





どうしたらもっとこの人が
輝くか?
魅力的になるだろうか?


を考えるのが好きで、


しかも思った通り以上に
なってくると
めちゃめちゃ楽しくなってきて
興奮するんです。笑





そしたらセッション受けてくれた
方達が、





「まーちに教えてもらったやり方
ずっとやってるよ♫」


「肌ケアとかファッションにも
アンテナ立ってきた」


「デパコス売り場が怖くなくなった」


「キレイになったと褒められる
機会が増えた」


「自信がついて募集してたセッションが
一気に満席になった」


「ポーチも心の中も変わったよ」





って
めっちゃ美容のスイッチ入りまくりで
本当に嬉しい報告をくれるんだな💓





同じ顔でも
全然違う顔に作ることは
可能で、


今日は華やかに
今日は安心感を与える感じで
今日は頭良く見えそうに


そういうのもメイクの
楽しさだと思う。





だからみ〜んな
自分に似合うメイクを知って
ほしいな〜
な〜んかお役に立てたらいいな〜
って思ってる。笑


で、やっぱり自分が時間とお金を
かけてきて、
自信を持って提供できるものが
メイクなので、
こうしてお仕事にさせて
もらってるって感じです😊💄