【観劇感想】八月納涼歌舞伎 第一部
2022/08/22
八月納涼歌舞伎@歌舞伎座
第一部をみてきました。
初歌舞伎観劇。
記録に残しておきたくnoteにしたためます！！！
軽率な感想も多々ありますが、悪しからず。
まず。
歌舞伎で大好きな新選組をやるということで！
ふと行ってみた宝塚に、かの昔ハマりにハマり、沼にズブズブした経験があるので、歌舞伎の世界も同じ空気感を感じ、安易に立ち入ってはいけない世界だなと警戒はしていて。（劇団四季とか見てみたいけど、わざと行かないようにしてるくらいwこれ以上沼は増やせないw）
というわけで、
行くかどうか決めるまで結構時間かかったw
でも、今回歌舞伎でやる新選組の原作が、
わたしが大好きな手塚治虫原作というではないか……。
（新選組もアトムが好きすぎる人）
これはいくしかないなと言うことで、
行ってきました！！！
必死に理由を探し、行くしかない！という大義名分が欲しかっただけのひとに見えますがw そこは……まぁw
こんなに近いのー！？
結果、めちゃくちゃ良かった！！！！！
歌舞伎だから、何言っているか分からないかなーとか心配してたけど、全然分からないところがなかった！！！！
手塚治虫原作なので、メインの二人は架空の人物でもあるんですが、そのふたりが大層良かった！！！
メインの二人を元々演じる予定だったのが代役の二人になっていて。でも流石ベテランというか、本当に良かった。
中村勘九郎さんと中村七之助さんが演じてらしたのだけど、役は以下の通り。
鎌切大作役の中村勘九郎さん
深草丘十郎役の中村七之助さん
この二人が本当に良くて、最後の殺陣のシーンはうるうるしてしまった。最高かよ……。手塚治虫らしいストーリーで、ああ…流石手塚治虫だわ……と改めて尊敬したり。
おふたりの役が年齢の割に、若者の役だからどうなんだろう、とかそんな心配もいらなかった。
七之助さんの、成長過程に沿った演じ分けもすごい良かったし、勘九郎さんの、「丘ちゃん！」って呼ぶ無邪気な感じも好きでした。
兄弟最高じゃん……これ、尊いやつじゃん……😢✨
ってなったw
ふたりが永遠に幸せにしるこ食べる世界線であれ…
と切実に願ってやまなかった。
ただ、代役だったためお二人が元々演じる予定だった
近藤勇が他の方となっていて、土方歳三は不在。。。
深草丘十郎役の七之助さんがとても良かったので、元々の役であった土方歳三をどんな感じで演じるのか、とっても見たかった…😢
元の土方歳三役で演ってくれる機会があったら、
ぜひもう一度見に行きたいな〜！！！
あとは、今の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で北条時政を演じていらっしゃる坂東彌十郎さんが、芹沢鴨役で！！！義時のパパー！！毎週楽しく拝見してます！
ってなったw（軽率な感想ですみません）
坂東彌十郎さんの芹沢鴨、芹沢鴨みが出ててよき。宴会シーンでは鉄腕アトムのテーマでドンチャンしてて、ニコニコしちゃった☺️
奮発して花道の近くのチケット（ドブ席じゃないほう）を取ったので、なにもかもが臨場感、迫力最高でした😌
コロナ禍だから、中村屋ーっ！とかがなかったのが残念。歌舞伎といえば、みたいなイメージ持ってたからせっかくなので聞きたかったな〜。
ポスカ、素敵！
原作絵のアトムがやはり一番可愛い！
初歌舞伎、とっても良かったし
また見てみたくなりました👏
しかしながら、歌舞伎での女方さんは
瞬きの仕方までもがコントロールされていて、
驚愕しました。
すごい…会得した女方の演じ方だよね…。
すごい世界だ。。。
七之助さん、女方の歌舞伎俳優さんなのですね。
勘九郎さんは大河ドラマの「新選組！」に藤堂平助役で出てらしたので、知ってたのですが、今回この歌舞伎を見て兄弟最高でしかなかったです。
あっ、そうそう！
藤堂平助役で出てた勘九郎さんが、新選組題目のものに出でらしゃっるのも、これまた感慨深いものを感じました。
ちなみに。
第一部は、新選組と闇梅百物語の2つ演目がありまして、闇梅百物語のほうでは、七之助さんが完璧なる女方をしてらしたんですね。さっきまでの青年丘ちゃんとのギャップーーーーー！って叫びだしそうになったのは秘密です😂👏
勘九郎さんのお子様ふたり（勘太郎くんと長三郎くん）もきゃわきゃわでした。ちいさいのにエライ〜👏
黒子さんにわちゃわちゃ準備してもらってる弟の長三郎くんから目が離せなかったw 夏休みだから出てたのかな？
というわけで、濃厚な初歌舞伎観劇でした。
新たなる世界との出合いに乾杯🍻✨w
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