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欲しいのは安全じゃない、安心

2020/08/20 羽鳥慎一のモーニングショー
玉川さんのそもそも総研のテーマは
偽陽性、偽陰性の問題でした。

分かりにくい話なので簡単に言ってしまえば、
30%の取りこぼしがあるから、
検査をしても意味がないというのが
西村担当大臣の主張のようでした。

はぁ!?でも70%は感染者を
見つけ出せるんですよね。

感染者100人検査して70人を
感染者と特定できるのであれば、

30人は市中感染させるかもしれませんが、
70人を保護すればその分の拡がりは
なくなるんじゃないですか。
知らんけど。

もっとわかりやすく言えば、
何もしない放置プレイ状態で

毎日感染者が1人増えるとすると
当然1+1+1+・・・で無限に増えます。

ところが検査をして何日かに
1人捕まえることができれば、

1+1+(1−1)+1+1+(1−1)+1+1+・・
と増え方を抑制することができます。

増えるスピードを抑えて時間稼ぎすれば
その間にワクチンや特効薬、治療法など
頭のいい人たちが考えてくれます。

今コロナとの戦争中です。
戦争において武器がない、丸腰なんて
ありえないでしょう。

でも、今そんな戦い方をしています。
なぜでしょう。

答えは簡単で指揮官がポンコツだからです。
戦前の大本営のように見えてしょうがありません。

戦争においてまず大事なのは敵情偵察、
すなわち情報でしょう。

敵の状況がよくわからないのに
一億総火の玉とか言われても、
はぁ?と言いたくなりませんか。

敵の情報、データがあったらればこそ
作戦が立てられるというものです。

だから、最高指揮官として責任を取らないような人、
責任を取る気もない無責任な人を当てないで、

なんでもいいからやってみろ!
後の責任はオレが取る。

みたいなかっこいいこと言う
最高指揮官の下に
(カミソリ後藤田をイメージしています)

参謀本部を設置して目的完遂のために
優秀な人材を集めてデータ収集、分析、管理から
即座に作戦立案、遂行という流れには
ならないものでしょうか。

今の分科会のような言うだけ組織、
「はいはいご意見は伺いましたよ」と
バカにされるような組織ではなく、

目的遂行の実行部隊でないとダメです。

いっその事自衛隊が対策本部を作って
やった方がいいんじゃないですか。

もう、はっきり言って戦争状態だし。
もう、これは国防問題と言ってもいいでしょう。

それに、コロナ初期の自衛隊医療チームは
一人の感染者も出さなかったという実績もありますし、
分科会も自衛隊の指揮下に入った方がよくないですか。

そもそも分科会メンバーって何基準なんですかねー。
尾身さんも専門家委員会が廃止される時

後で釈明はしましたが、
知らなかった発言をしたくらいですからねー

ちなみに、分科会とはの説明を見ると、
あぁ、なるほどね〜っとがっかりりします。

船頭が多くて山に登っている無為無策の人たちには
せいぜい頑張ってもらって、
民間は民間で何をすればいいかを考えたならば、

この日のモーニングショーでの結論でも言っていましたが、
医療目的と社会目的とに分けて議論する必要があります。

医療目的は専門家の方でどんどんやってもらうとして、
社会目的の一つは”安心”が得られるか
どうかということでしょう。

100%の安全が得られれば
何も言うことはありませんが、
そんなことはありません。

しかし、安心は各人各様です。
天気予報で雨の確率50%と言われれば、
「雨降らねーよ」と思う人もいれば、
「雨が降る可能性高いね」と思う人もいるでしょう。

つまり、科学的安全度は数値化できますが、
人間的安心度はバラバラだというとことです。

ところがこの安心度は安全度に
比例して高まります。

雨の確率90%と言われれば、
まあ外出自粛するでしょう。

政府が何か感染症対策やっているぞー
ということを示してくれれば、
少なからず安心度が上がるはずです。

これに反して出てきた答えが、Go toであったり
アベノマスクだったり、今頃かよと言いたくなるような、
よくわからない指標です。

しかも、東京都と国でデータの
扱い方違うというのですから、
もう不安材料満載です。

結果的に不安度が増し
やっぱり自粛の方向に自然と向かいました。

そして、不安は疑心暗鬼を誘発し、
しなくてもいい差別、誹謗中傷を
引き起こします。

本来なら為政者(権力者、強者)に
向けられべき批判が不可抗力の感染者、
弱い立場の人に向けられるのです。

早い話構造的には単純な弱いものイジメです。
よってたかって弱いものイジメをしているだけなのです。

snsで悪意を持ってデマやフェイクニュース、
誹謗中傷する人は1%ぐらいだそうです。

信用できる情報がなく
普段からリテラシー能力を高めていない人は、
一つのデマにのっかちゃう

”なんちゃってヒーロー”になるだけなわけです。

つまり、ほとんどの人は悪意のない
普通の人だということです。

普通の人にリテラシーがどうのこうの言っても、
そんな暇はないというのが実際でしょう。

だから「ここでなら、確かな情報が得られる」
というような信頼できる機関があれば
安心度が高まり冷静な対応ができるのではないでしょうか。

そこでNOコロナ、with感染者という趣旨に賛同する
情報共有ネットワークサイトが切望されます。

NOコロナ衛生サイト(仮名)にユーザー登録する際は、
感染者保護宣言に同意したことになります。

なぜ、このような組織が必要なのかといえば、
誹謗中傷などは先に示した通り群衆によるイジメ、
個人攻撃です。

個人対群衆ですから全く不公平です。
しかも群れには無条件で簡単に参加できてしまいます。

だから、こちらも組織を作って
相当数の味方を集める必要があります。

だって、個人が群衆に挑んでも
限界があるじゃないですか。

裁判に訴えると言っても
弁護士費用など個人持ちでしょ。

お金に余裕がある人はいいですけど
個人にはあまりにも負担が大きいです。
ほとんど泣き寝入りじゃないですか。

敵が多数いる以上こちらも
味方を増やさなければなりません。

裁判も組織として代表して告訴すれば
費用も軽減されインパクトも大きいです。

組織であるというだけで心理的に
外敵を打ち負かすことにもなります。

例えば清水次郎長一家の組員に感染者が出たとしても、
よほど勇気があるかバカでない限り
組員を誹謗中傷するなんてことはしないでしょう。

もし、しようものなら「やれたらやり返す」の原則で
他の組員による仕返しを覚悟しないといけませんから。

例えば、NOコロナ衛生サイトのメンバーに
安倍という人が所属していたとして、

デマ太郎が
「安倍が感染したぞ。コロナはただの風邪なんて言って
マスクしなかったからだ」などと
デマツイートしようものなら、

すぐさま他のメンバーに情報共有され
事実関係を調査確認の上、
全く事実無根であったなら、

もー、デマ太郎はどんな仕返しをされるでしょう。

もちろん法律による制裁ですね。
市中引き回しの上ハリツケ獄門?(笑)

こうなると組織対個人になり立場逆転しますからね。
日和見的に誹謗中傷に参加していた人たちは
雲散霧消、蜘蛛の子を散らすように逃げていくでしょう。

なぜなら血の結束があるわけでもなく、
なんの気になしにデマの拡散に
参加していただけだからです。

当然、当事者意識もなく
「いや知らないよ」
「だって、みんな言ってるし」

「友人の知人が言ってたから、
そう思うってもしょうがないでしょう」
といったようなどれも立派な言い訳が並び、

しまいには
「単にリツイートしただけじゃん、
デマを流す奴が悪いんだよ」
ぐらいの感覚しか持ち合わせてないでしょう。

そうして自分に火の粉がかからないうちに
責任の逃れの行動をするわけです。

この記事を書いてる時、未だに誹謗中傷が終わらず
文科省らが差別しないようにメッセージを
出すような状態でした。

実に悲しい状況です。
悪いのはコロナ、感染者ではないと
何度言ってもわかりません。

仏教国日本なのですから、もう少し慈悲の心で
接していもらいたいものです。

それでは、NOコロナ衛生サイトのメンバーとして
同意すべき宣言を確認してみましょう。

NOコロナ衛生サイトメンバーの感染者保護宣言
第1条 感染者に対して誹謗中傷など人権侵害しないこと。
第2条 行動履歴を原則公開すること。
第3条 情報共有により外敵を退け、メンバー同士助け合うこと。
第4条 以下未定、士道に背かざること。
背いた者は切腹なんてーのも考えました。却下。

第2条の行動履歴の原則公開は
夜の街で恥ずかしいことしていたとしても
他の人が感染しないようにするために公開してもらいます。

現状感染対策をしっかりやっていると
言っているところでも感染者が出ています。

だから、何を間違え、何をしたのかなどの
データを収集するためにも詳細な行動履歴が必要なのです。

このデータをもとに科学者が分析して、
どういう行為、行動をしたら感染するのかを
警告してくれるでしょう。

そしたら私たちは次からは
科学者が警告しているようなことをしなければ
感染リスクを減らすことができるというわけです。

行動履歴を公開しても誰も責めたりしません。
人間ですから誰しも大なり小なり汚点はあるものです。
それにそもそも誰も責める資格も権限もありません。

文科省らがメッセージを出した理由もここになります。
責めると萎縮して行動履歴を言わなくなるからです。
当然ですよね。

こうなると感染経路を特定することができなくなり、
どんな行為、行動が感染につながるかわからないので
結局損になるという説明です。

つまり、感染拡大になるというわけですね。
当然です。

言ってわからん連中がいるので、
「目には目を、歯には歯を」
ということで、

誰にも責めさせないためにも
情報共有ネットワークという組織を
提唱しているのです。

これによって機械的に安心して情報公開、
共有が可能になるのです。

このように絶対的な安全を作ることはできませんが
”安心”となるシステムを構築することはいくらでもできます。

あとはみなさんの知恵の見せ所といったところでしょうか。


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