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情報共有ネットワークシステムでノーベル平和賞をもらちゃっう!

情報共有ネットワークシステム
(Intelligence sharing Network System 略してINS)の

最終目標はガリレイの思考実験的な対話とは違う
現実世界のハイレベルパーソンによる知的対話である。

もちろんガリレイの対話要素、
すなわち科学的議論を包含して
対話が展開されることは言うまでもない。

実際にあった対話による
創造過程を考察してみよう。

ある大学で生化学者と免疫系生物学者は
通常出会うことなく研究が交差することもなかった。

ところが偶然の出会いによって
対話が交わされmRNAを用いた
ワクチン開発への扉を開いた。

才能と才能のぶつかり合い
スパークしたのだ。

もしかしたら必然の出来事で
あったのかもしれないが、
見た目上は偶然。

スパークがいつ起きるかは、
神のみぞ知るというような話では
とても不安定で心もとない。

そんな偶然に頼っていたのでは
新薬の開発が遅れ
助けられる命も助けられなくなる。

だが、あちらこちらでスパークが
常に起きる場が提供されていれば、

イノベーションの速度が向上し
人類を悩ますあらゆることに
迅速に対峙できるようになる。

INSは粘菌アメーバのごとく
プロジェクトチームができて広がっていく。

英知と英知の対話からスパークし
科学技術に限らず政治、経済、社会など

様々な問題への対処も
先手先手で打つことができる。

コロナ禍ではワクチンが遅い、
医師、看護師のマンパワーが
足りないなどのいくつもの問題が発生した。

ここにINSがあったなら
解決のためのチームが
すぐにできあがり

こんな問題もスムーズに
クレバーに解決できたはずだ。

話は違うがGAFAMにしても
Tiktok、LINEにしてもIT系のものは
ほとんど輸入品ばっかりではないか。

スマホのOSは、IOSとAndroidの寡占状態で
公取委が調査に乗り出すような始末。

かつて電子立国、新電子立国
などと呼ばれ有頂天になり
バブッていた時代があった。

しかし、諸外国にIT中核部分を
取られてしまった今となっては

まさに叙情的に今は昔の話と
言わざるをえない。

BSテレ東「日経スペシャル マネーのまなび」で
東京証券取引所CEOへの
村尾キャスターのインタビューでは、

東証の種別変更のねらいの一つとして
国際競争力を上げるためということが
示唆されていた。

GAFAMは1社で
時価総額200兆円の
ITプラットフォーム。

日本にそんなものはないから
日本発の巨大企業を創出したい
というわけだ。

Look Eastと言わしめた
かつての栄光を取り戻すために
日本から世界へINSを輸出しようではないか。

その過程において経済回復と
格差是正、災害復興にもなる。

その知識と経験がまた共有されて
世界の貧困、飢餓撲滅に寄与する。

医療も充実してくるので貧しい国の
乳幼児の死亡率も下げることができる。

そうしてインターネットを使える
環境が整備され知識共有されるので

貧しい国も含めてさらに
教育水準が向上し教養人の数が増える。

貧しかった国からも
才能あふれる人材が育って
ハイレベルパーソンが満ちる。

このプラスのスパイラルで
世界の誰もが健康で文化的な
生活を営めるようになる。

その行くつく先は
幸福を享受する平和な世界。

これってノーベル平和賞
受賞理由にならないだろうか。

国家間の友好関係、軍備の削減・廃止、
及び平和会議の開催・推進のために
最大・最善の貢献をした人物・団体
(ウィキペディア)

に対してノーベル平和賞は授与されるようだが、
今年も日本人の平和賞の受賞はなかった。

受賞したのは言論弾圧に抗する
ジャーナリストだった。

これは一体何を意味しているのだろう。
あなたはお分かりだろうか。

平和賞、渋沢栄一が2度?
候補に上がったらしいが
これまで日本はたったの一個だけ。

しかも受賞理由が微妙。

どう考えても
言うだけ番長のあの人より
渋沢の方が受賞に値すると思うのだが。

平和賞の場合はロビー活動に
左右されるという噂もあるので、
そうした力が働いたのかもしれない。

いずれにしろ他の科学賞は
バンバン受賞者を輩出しているのに、
どうしたことか。

日本は人も金も物も組織も結構、
平和維持活動に貢献していると思うが
受賞までには至っていない。

もちろん日本人の奥ゆかしさや
気風から何もなくても奉仕はするし、

そして、和を尊ぶ道徳心から
誰に言われるでもなく
慈悲深く施すものではあるが、

もうそろそろ形あるものが
あってもいいのではないか。

もう一つ情報共有することが
生き残りのファクターであるということの
科学的考察を紹介する。

2021/10/07 NHK BS 
ヒューマニエンスのテーマは
iPS細胞スペシャル

ネアンデルタール人は滅びたのに
ホモ・サピエンスが繁栄したのはなぜか。

ネアンデルタール人の方が頑丈な肉体で
脳も容積的には大きかったのにもかかわらず。

結局脳の大きさではなく
神経ネットワークのできやすさが
絶滅か繁栄かを分けたようだ。

すなわち、ネアンデルタール人は
学んだことを家族のような

小さな個体に留めたため知識が広がらず、
同じ問題が発生しても他のグループでは
対処できなかったのだ。

そうして生きるためには、
他の個体を犯した可能性もあるから
自滅するのも無理からぬことだった。

これに対しホモ・サピエンスは
知識を共有することにより
新技術を発達させ諸問題にあたったわけだ。

Aグループの住む地域は
灼熱の太陽が降り注ぎ、

Bグループは極寒の地域に
住んでいるとしよう。

Aグループは高温に耐えるための
ノウハウがある。Bグループも然りだ。

ここに地球の変動により
環境が入れ替わったとしても、

知識共有がなされていれば
生き残る確率はずっと高い。

山中教授は、iPS技術の公開によって
利用方法で様々なアイデアが出た。

自分のところだけに
抱え込まないで本当に良かった

自分のところに抱え込んでいたら、
これほどの発展はなかっただろう
というような趣旨の発言をされていた。

情報共有ネットワークが発達したなら
世界中の天才が寄ってたかって

アイデアを出し合い政治、経済、社会など
様々な問題の解決するだろう。

そうして共生社会を実現し
平和な世界を築くことができるのである。


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