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筋トレvol.6 トレーニングの3大原理・5大原則

今回は『トレーニングの3大原理・5大原則』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。
 

■原理・原則の違い

原理:物事の根本と仕組み
原則:多くの場合にあてはまる規則や法則
 
トレーニングの場合、「原理」はカラダに起こる現象のことを指し、「原則」は効果を出す上で守るべき行動規則のことを指しています。
 

■トレーニングの3大原理

トレーニングの3大原理は以下の3つです。
・過負荷の原理
・可逆性の原理
・特異性の原理

・過負荷の原理

どんなトレーニングも一定以上の負荷をかけないと効果が出ません。
トレーニングをしていてもいつも同じ負荷では、体が刺激になれてしまうため効果が現れにくくなります。
体に変化を出すためには、負荷を高めていく必要があります。

・可逆性の原理

どんなに体を鍛えても、トレーニングを止めてしまえば元の体型に戻ってしますということです。
適度な休養は必要ですが、継続的にトレーニングを続ける必要があります。

・特異性の原理

どんなトレーニングでも、その目的に合ったトレーニングでなければ意味がありません。
筋力を高めたいのに筋持久力を高めるやり方をしていては、求める成果は現れません。
目的に合った正しいやり方で行う必要があります。


■トレーニングの5大原理

トレーニングの5大原則は以下の5つです。
・全面性の原則
・漸進性(ぜんしんせい)の原則
・反復性の原則
・個別性の原則
・意識性の原則

・全面性の原則

偏ったトレーニングメニューは、ボディバランスの崩れやケガの原因につながる場合もあります。
上半身だけ、右側だけではなく、トレーニングは身体を全面的に鍛える必要があります。

・漸進性の原則

自分の能力が100あるとしたら、100の負荷でトレーニングを続けても効果は期待できません。
筋肉を増やしていくためには、同じ負荷でずっと続けるのではなく、徐々に負荷を高めていくことが必要です。

・反復性の原則

トレーニングは、一日で成果を出すことはできません。
効果を出すには反復して継続することが必要です。

・個別性の原則

体は個人によって別物であり、年齢・性別・身体組成・体力などすべてが同じという人は誰1人いません。
ですので、個人に合ったトレーニングや負荷設定を行う必要があります。
私は肩を痛めやすいのでベンチプレスは気持ち軽めで回数をこなしたり、ケーブル種目で代替したりしています。

・意識性の原則

どんなトレーニングでも、どの部分を鍛えているかを意識しないと、同じメニューでも鍛えたい部分と違う部分が鍛えられる場合があります。
それを行うことでどこが鍛えられるのかしっかり理解したうえで取り組むことが必要です。
鍛えたい筋肉を意識すると、刺激の有無でそのフォームが正しいのか否かを判断することもできます。


今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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