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モータースポーツ vol.3 レースの流れ

今回は久しぶりに『モータースポーツ』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。

3回目の今回はレースの流れについて紹介していきます。
※筆者はサーキットの自動車レース好きなので偏りがあります。
 ご了承ください。

■レースの流れ

サーキットで行われるレース(F1やWEC、SuperGTなど)は基本的に土日がレースとなり、土曜に予選を、日曜に決勝レースを行います。

レースウィークの流れ

●練習走行

予選の前に公式練習(FP:Free Practice)といって練習走行時間が設けられています。
この時間でドライバーがコースに慣れたり、マシンセッティングを調整したりします。

●予選

予選は決勝レースのスタートポジション(グリッド)を決めるために行われます。
予選で早かった順にグリッドが決まり、より前でスタート切ることができます。
予選は土曜日の午後に開催され、正式には「Qualifying (クォリファイ)」と呼びます。

予選順位から先頭のグリッドにつく

また、F1やSuperGTではノックアウト方式と言って、2~3セッションでそれぞれ下位の選手を敗退させてスターティンググリッドが決定していく方式をとっています。

例えば、F1だとQ1~Q3まで3セッションあり、Q1で16〜20位、Q2で11〜15位、Q3で1〜10位が決定します。
Q3でトップのドライバーは「ポールポジション」となり、レースは先頭からスタートすることができます。

F1の予選順位とグリッド

●イベント

サーキットでは予選や決勝レースの前に様々な催しが行われます。
代表的なのがピットウォークです。
その名の通り、各チームの拠点となるピットの近くまで行くことができ、ドライバーと一緒に写真を撮ったり、マシンをより近くで見れたりします。
多くの人が目の前でレースを見る以外でサーキットに足を運ぶ理由の一つだと思います。
他の時間もトークショーや運転シミュレーター体験、試乗など多くのイベントが開催されています。
レースクイーンの撮影会もあります。。。

ピットウォーク

●決勝

決勝レースは日曜日の午後(耐久レースのように長時間のものは午前から)に実施します。

スタート方式は大きく分けてスタンディングスタートローリングスタートの2種類が存在します。
スタンディングスタートはF1などに採用され、グリッドに止まった状態からシグナル(信号)の合図で一斉にスタートします。
ローリングスタートとはWECやSuperGTに採用され、走りながらスタートする方法です。
ペースカー先導のもと予選順位で隊列を組んでコースを1周(もしくは2周以上)し、ポールポジションのマシンがスタートラインを通過した時点でスタートになります。
ちなみにポールポジション以外のマシンはスタート後でも、スタートラインを通過するまでは追越し禁止です。

スタンディングスタート 出典:formula1.com
ローリングスタート 出典:supergt.net

■最後に

レースもさることながら、各種イベントも年々進化していて飽きが来ず、家族でも楽しめるよう工夫がされていて、企画や運営をされている方の努力が感じられます。(上から目線ですみません。)

一度、サーキットに足を運んでみてはいかがでしょうか?
↓大きいレースの日程です。

サーキットに足を運べなくとも有料ですがネット配信もしています。
F1はDAZN、それ以外の主要レースはJ SPORTSがおすすめです。


今回はここまでです。
1人でも多くの方がレースやモータスポーツに興味を持ってもらえると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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