銅メダル ≠ Copper medal
こんにちは。
田中です。
東京オリンピックもいよいよ最終日を迎えて今さら感がありますが、言われてみればたしかに「あれ?」と思ったことがありました。
「銅メダル」が英語では「Bronze medal」であるということです!
学生時代に「銅=Copper」というように習った記憶があり、そのままいけば「銅メダル=Copper medal」になるはずです。
しかし、実際はそうは呼ばれていません。
そこにはどういった背景があるのでしょうか。
まず「Copper」と「Bronze」のそれぞれの意味ですが、「Copper」は純粋な「銅」で合金化されていないもの、それに対して「Bronze」はいわゆる「青銅」と呼ばれるもので、すずや亜鉛などで合金化されたもののことを指します。
銅は非常にやわらかい金属であるため、一般的に工業用としては合金化された青銅などを用いることが主流です。
そのため日本で言う「銅像」なんかも英語では「Bronze figures」になります。
つまり、日本では銅も青銅もとくに区別することなく「銅」と呼んでいるところを、英語では「Copper」と「Bronze」というように区別して呼んでいるため、「銅メダル=Bronze medal」になるわけです。
ご納得いただけましたでしょうか。笑
今までとくに意識していなかったので何も気になっていませんでしたが、改めてその理由を確認してみるとちゃんとした原因がありました。
ものごとを理解するためにはその原因や根本の部分をまず押さえることが大事になるので、根本の理解を怠らずにやっていこうと思います。
田中智貴
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?