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2024ベルリン観劇記録(1) Katharina Thalbach liest: Irmgard Keun | GILGI EINE VON UNS

2024年2月4日ベルリン1本目。

劇場入り口横の演目ポスター

劇場 Berliner Ensemble ベルリナー・アンサンブル
原作 Irmgard Keun
上演台本 Sibylle Baschung
演出 Oliver Reese
舞台美術 Janina Kuhlmann
音楽 Jörg Gollasch
照明 Steffen Heinke
出演 Katharina Thalbach


上演時間90分。HPには1時間45分とあったが、カーテンコール時点でちょうど90分だった。映画版『ブリキの太鼓』のマリア役で知ったカタリーナ・タールバッハによる朗読劇。小説『GILGI: EINE VON UNS』が原作。

「1931年、作家Irmgrad Keunを一夜にして有名にし(…)1933年、ナチスによって禁書となった。ヴァイマール共和国に生きた若い女性が、後見人である男性に対する経済的あるいは感情的依存状態の中で、自分らしい生き方を見つけ出す。現代的で自立した女性の物語。」

ベルリナー・アンサンブルHPより


タールバッハは先月70歳を迎えたばかり。印象に残る声質、コミカルかつチャーミングな所作と表情。チケットは二階席までの販売で完売。観客にはかなりウケていた。日曜夜ゆえかタールバッハのファン層か、年配のご夫婦が主な客層。右隣の男性は、途中で飽きたのか何度もスマホを取り出して時間を確認していた。わたしの場合は、ストーリーはともかくタールバッハの技のお陰で面白く観ていたが、時差の影響もあり後半は眠くなってしまった。

舞台美術

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