アミアンのマルシェ・ドゥ・ノエル(Marché du Noël)結構良かったよって話

昨日アミアンのマルシェ・ドゥ・ノエル(クリスマスマーケット)に行ってきた。パリ北駅からTERで片道約1時間、日帰りで行ってきた。

フランスに住んでいる人もいない人も、もし近くに行くことがあればそこそこおすすめです。

見どころ① Rue de Caillouxに横たわる長さ2kmに及ぶマルシェ。


かつて行ったストラスブールやランスとは違い昼間はそんなに混雑してないし、お店の数も沢山あるわけじゃない。

マルシェ・ドゥ・ノエルの看板
Rue de cailloux 昼間は人もまばら

そんな中出会った激ウマタルティフレット(Tartiflette)の店
Mr Tartifletteというお店。

Mr Tartiflette 
Tartiflette タルティフレット

ここは本当に美味しい。店舗とかないのかなと思って調べたところ個人で出張シェフなんかをやっている人で、タルティフレットはマルシェ・ドゥ・ノエルでしか出していない様子。しかもアミアンに限る。
多分来年まだフランスにいたらこのためだけにアミアンのマルシェに来ると思う。それくらい旨い。。。
なので昼と夕方でリピートしました笑

見どころ② 世界遺産の大聖堂


世界遺産らしい。

大聖堂

クリスマスの期間中、16時から聖堂内部がイルミネーションで装飾される。

こういうのは初めての体験。プラネタリウムみたいで、神聖な感じのする聖堂内が俗っぽく、というか身近に感じる。昼間は悲劇的な嘆きの天使も喜劇的に感じてしまう。

見どころ③ ジュールベルヌの暮らした家。


避寒・息抜きスポットとして。
寒波の影響かあまりにも外が寒くてずっといるのに耐えられなかった。避難先がジュールベルヌの暮らした家だったけれど案外面白い。一人7,5ユーロ。規模がこじんまりしていてちょうどよい。


来年がフランス生活最後の年となるかもしれない。その意味では今年が最後のこちらでの最後のクリスマスになるだろう。だからいろいろ行きたかったんだけど、結局のところ先週行ったサンジェルマン、チュイルリー、そして今週行ったアミアンが精いっぱいだった。フランス国内でもメッスはまだ行ってなかったから行きたかったし、ドイツのクリスマスマーケットも行ってみたかったけれど。

でも。
そういう大規模なところもいいけど、今年はパリ周辺だけで済ませたんだけれども、それでも、思ったのはやっぱりマルシェ・ドゥ・ノエルっていいなってこと。
(今年は特に)凍てつくような空気、人々の吐く白い息、マルシェから立ち上る暖かそうでおいしそうな湯気。寒そうに身を寄せ合い歩く家族、恋人、友人。そういうすべてのものがクリスマスに向けて集束して、そしてこの一年が終わる。
寒いのと暖かいの。うきうきした気分と終わりの予感。
なんだかそういうのがすごくいいなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?