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【ココロの旅#15 】「会社人」の3つの"力"について-もうちょこっと振り返り

 こんにちは、いかがお過ごしですか。6/21は日食でした。部分的にでも太陽が欠けることで、街の雰囲気がどことなく神秘的に見えました。次に日本全国で見られる日食は10年後だそうです。

 前回は社会人として大事な3つの力「傾聴力・共感力・寛容力」が、私自身には欠けていることを書きました。が、言い訳ではないのですが、一応「会社人」として、この3つ(のようなこと)を仕事として行ったことはあります。

①傾聴(?):業務及び組織改善目的のための社員へのヒアリング
 ⇒相手の業務説明や組織のアレコレをひたすらじっと聴く(愚痴やネガティブな事柄も)
②共感(?):①について、相手の話にできるだけ同意の意思を見せる
 ⇒無論、疑問符の付くことも多いが判断せずスルー
③寛容(?):①、②を波風立てずに行うこと
 ⇒塩対応されても気にせず、穏やかに話を進める

 これら①~③を様々な階層の社員達に行ったのですが、もう、本当に大変でした。業務として、やることはやりましたが、自分では良い仕事をしたとはあまり思えません。何せ、思考や心を一旦抹殺、エネルギーを使うというよりも吸い取られる。まさに、修行、よく耐えたと思います。
 この経験から得たものは、ロジカルでない話にも、何らかのロジックを探して、先に落としどころを見つけるスキル...(だと信じたい)。

  3つの力「傾聴力・共感力・寛容力」に対して、欠けているという以前に、私自身が腹落ちしていない。つまり、上述の経験から、相手や他者に対して多少なりとも興味関心がないと、この3つを持つことは難しいと思うのです。一人で空回りし、疲弊するだけで、何も成し遂げられなくなる可能性が高い・・・これは困った、相手を変えることは不可能・・・

 と、考えに行き詰まっていたら、「まずは物事をありのままに観ること、『否定しない』」というお話を仏教の僧侶から聞きました。その方の文脈は「(コロナ禍が)怖いは怖いでよく、「怖い」と意思表示をすればよい(認める、受け入れる)」だったのですが、これを、この3つの力を呼び起こすのに使うとすると・・・

 なるほど、「興味関心のない」他人と向き合わざるを得ないとき、まずは、私は「興味関心を持っていない」ことを認め、その上で、無理のない気持ちで相手に向かい、話を"観る"。
それは、相手も同様(というか、そもそも相手には何も求めない)。
互いに、興味関心がなくとも、少なくとも、何らかの関わり(仕事や付き合いなど)があるわけだから、それをよく"観て"シンプルに「聞く・同意できる箇所があれば共感する・認める」という行為を行えばよい、ということかもしれないなと。

・・・とはいえ、これは、もうちょっと考えてみたいと思います。

<今日の美・・・eclipse???>

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