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#168シドニー幻想①

ちょっと気取ったタイトルを書いてしまったが、要は、先月のシドニー旅行で気になったことを綴るシリーズ。

今回は『ギリシャヨーグルト』。

昨年末のアテネ旅行でほんまもんに巡り合って以来、彼の地でなければ、もう味わうことはできないのだと思っていた。

確かに、国際ルール上、「ギリシャヨーグルト」を名乗れるのはほんまもん🇬🇷産のみだから、諸外国ではギリシャ風やらギリシャ製法といった但書がついたものになる。

今回の旅行先シドニーで、街のスーパーで売っていたギリシャヨーグルト(と堂々と名乗っていた!)は非常に種類が多く、写真を撮るのを忘れたのが残念だが、壮観で面白かった。
日本でもよく見かける風味がついた個食用はもちろん、なんとバケツのような容器に入ったものまであり、びっくり‼️

私はギリシャヨーグルトを毎日買っては夕食に食べていたのだが、味はよかった。アテネの手作りギリシャヨーグルトには及ばないが、よくある「風(ふう)」ではなく、しっかりとした味になめらかなヨーグルトだった。

帰国して一カ月が経ちシドニーのことも忘れていたがが、ある日、なんの脈絡もなく、不意にあの”バケツのギリシャヨーグルト”が頭をよぎった。
とっさに広尾のスーパー「ナショナル麻布」で見かけたんだと思い込み、探しにそのスーパーへ行った。

入店し乳製品コーナーを隈なく見たが、チーズの品揃えは輸入物を中心に非常に豊富だが、ヨーグルトの扱いは少なく、お馴染みの国産のものしかない。
おかしいな、あのギリシャヨーグルトがあったはずなのに…と訝しみながらそのまま退店した。

帰る道すがら、「まあ、日持ちのしにくいヨーグルトをわざわざ輸入するってことはないか」と思いながら、“バケツのギリシャヨーグルト”の絵姿が頭から離れず、あれは幻だったかと思っていた。

暫くして、シドニーで見かけたことを思い出し、合わせて、シドニーのあれこれをnoteしていないことに気づいた次第…

さて、次は何を書くかな。

・余談:円安と🇦🇺の物価高でティムタムは日本で買う方がずっとリーズナブルです

ギリシャヨーグルト!

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